今日は長々と待たされたNTTの光回線工事がやっと終わりました。
ようやく落ち着いてブログが書けるんだけど、ちょっと今日はトピックを変えて
日本人歌手の方のお話です。
今年の日本のヒットチャートをマイケルの曲が席巻しているという話を聞いて
うれしい反面「日本の音楽界はどうしたものよ。」と思った私。
日本にだって素晴らしい歌手はいるはず。。。と考えて思いついたのがこの人でした。
サラ・ブライトマンにも負けないほどの美声、しっかりとした発声、高い音楽性と表現力を持ったこの人。ハンドカメラで撮っているので顔がわかりづらいですね。
2005年に白血病で亡くなった本田美奈子さんです。
アイドル歌手としてデビューした美奈子さん、当時から歌唱力には定評がありましたが、ミュージカル「ミス・サイゴン」など多くのミュージカルに出演。クラシックの発声法も習ってどんどん実力の幅を伸ばしていたのに、病に倒れ、38歳の若さで亡くなっています。
「マリリン」を歌ってる歌の上手な子としか思ってなかったのですが、亡くなられた後
追悼番組の録画を見て、「命をあげるよ」という「ミス・サイゴン」からの歌の素晴らしさに感動し、何度も何度も繰り返し聞くようになったのでした。
体をいっぱいに使い、魂を込めて、その歌の「心」を真摯に理解し大事な宝物を届けるように歌う美奈子さん。
今でも聞くたびに涙でぼろぼろになります。
CMで流れた「アメージンググレース」の入ったCDも買って大事にしています。
マイケルにも亡くなってからファンになった人が多いですが、
本当に気持ちがよくわかります。亡くなってから好きになって初めてCDを買うなんて
申し訳ないと思いながらも、やっぱりその人が心を込めて歌った作品を聞いて
伝えたかったメッセージを受け取りたい。いつまでも忘れずにいたいですよね。
かなり懐かしい映像「1986年のマリリン」。当時の雰囲気がかもし出されてます。
ちょっとやんちゃっぽいキャラを演出されてましたね。
同年代のアイドルに比べて、少し大人っぽくてクールです。このころからアイドルの枠を超えた力強い歌唱力。光っていました。踊りもうまい。
ひゃー顔がちっさい~、と思ってた記憶がありますが、スーパーモデル並みに
スタイルがよくて、今の時代でも通用するほど綺麗です。いろいろな面で時代を先取りしてたのかも。
またその人柄は、誰もが口をそろえて「優しくて努力家。」だったといいます。
白血病で入院しているときも体調がよいときは発声練習を欠かさず、
また自分のことより看病してくれるお母さんや他の入院患者を気遣っていたと聞きます。
彼女も天使みたいですね。
どうしてこんな人が早く亡くなってしまったのでしょう。
実はこの記事を書くために検索をかけていて、美奈子さんがマイケルと縁があったことを知りました。マイケルの父、ジョー・ジャクソン氏が美奈子さんのアルバムをプロデュースしたり、姉のラトーヤとも競演したことがあったとか。
そういえばマイケル・ラトーヤ・美奈子の3ショット写真を見たことありますが、どこにあるのか忘れてしまいました。
どなたか見つけられたらどこにあったか教えてくださいませ。