カリオストロのクラリス
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梅雨。

昔は この時期が 大嫌いだったのに

今は 雨の音を聞いているのが

いやでは なくなった。

じっと なにもしなくても 許されるような一日。

たくさん降られるのは 困るけど

今日くらいの雨は いい感じ。

またしても

連絡が 途絶えた。

「またきたよ」

とか 思いながら

しばらく待ってみた。

一向に メールも電話もない。

さすがに

「今度は いよいよかも」

と 覚悟を決め

自分なりに

心の整理をはじめた。

・・・ら

またしても

何事もなかったかのように

「明日会えない?」

なんて メールが来た。

いつもなら

心を落ち着けて

何事もなかったかのように

返信するんだけど

今回は 無理だった。

何かを言ってしまいそうで。

けんかする 勇気もない私。

 

「もう やめよう。」

毎日 そう思うのに。




わかいころは

恋をすると その人に 

愛されて 守られて 幸せになりたい と思った。

 

 

いまは

愛する人を 守りたくて 

強い自分になりたいと 思う。

 

望むのは

愛しい人の 笑顔だけ。

 

ふつうに。

ぼんやりとすごしていたら

唐突に携帯がなり 

 


 

「携帯かえたんだ」

 

 

・・・・・。

  

  

「何かあったのかと思った」

 

「ごめんね」

 

「死んじゃったのかと思った」

 

「心配かけたね」

 

「元気でいたなら よかった」

 

「うん」

 

 

本当のことは わからない。

でも

聞かない。

好きな人に 会えるということ。

それで じゅうぶん。

 

 

わたしに 

あなたにしてあげられることが あるとして

それで 

あなたが笑ってくれたなら

最高に しあわせなんだ。

一日が過ぎて

ならない携帯を ただ ながめてる。

どうやら 悪い結果になりそう。

 

原因は わからない。

何か 不幸があったのでなければいい。

おきてしまったことは 仕方ない。

それだけの 縁しか

なかったんだ と 受け止めよう。

 

 

なにかにつけて

涙が出るのには

閉口するけれど。

突然。

恋人にメールを入れたら

「送信できませんでした。宛先を確認してください。」

なんて事に なりました。

一回目は

「・・・?」

なんて感じでしたが

二回目

「送信できませんでした。宛先を確認してください。」

に なったとき

心臓がはやくなり

指先が 震えました。

何がおこったのか わからずに

何度も何度も

空メールを 送りました。

電話も 通じませんでした。

 

「いったい これは、なに?」

 

ついこのあいだ 

ふつうに会って ふつうに 別れただけだよ?

貸しっぱなしのCDとか DVDとか

戻ってこなくなっちゃうのかな。

もしかして 

携帯落としちゃったとか 壊れちゃったとかで

新しいアドレスで メール来たりするかも。

だって 

わけがわかんないもの。

 

突然 こんな事って。



「とりあえず、笑顔」

転職をしました。

新しい職場で いちばん最初に言われたことです。

 

 

「どんなに忙しかろうが、とりあえず笑顔で 『はーい!』 と返事してください」

「文句を言われたら、自分が正しかろうがなんだろうがとりあえずあやまってください」

 

 

今はまだ 違和感を感じますが

いつか 本当に心から

たくさんの人に笑顔で接することができたら と思います。

ただ スルーするだけには

なりたくないなと 思います。

 

・・・。

現実は ひじょーに厳しいのですが。

 

 

頑張ります。

いつか ひとりでニューヨークに行きたい。

できることなら 観光などせず

カフェあたりに 腰をすえて

ぼんやりと 道ゆく人を眺めていたい。

 

なんて事を 友人に話したら

 

「何悠長なこと言ってんのっ!ポーっとした(←・・たしかにしてる。)日本人の女がひとりで

んな風にぼけぼけしてたら 身ぐるみはがされて売り飛ばされるわよ!」

 

と お叱りを受けました。

なるほど。

たしかに その可能性は十二分にあるのだろう。

でも

ためしてみたい。

がんばってみたい。

いつか きっと。

ダークな色のコートが

やたら不似合いな一日でした。

思えば

この冬は 寒かった。

むしょーに 甘いものが食べたくなり

菓子パンだとか チョコパイ(←だいすき!)だとか

三食 そんなものばかり食してました。

「あまりの寒さに 身体が脂肪を貯めようとしているんだ!」

と 自分を納得させ 

身体の欲するままに

「甘いもの生活」 を 続けてました。

 

今日

お気に入りのパン屋さんの

お気に入りの 「エンゼルフレンチ」 を食べたら

胃に 違和感を覚えました。

「・・・胃が 甘い。」

身体が ようやく

脂肪を貯め込む作業に

終止符を打った模様。

まるで 憑き物がおちたように

甘いものは 食べずともよくなりました。

(っていうか 「食いたくない!」 くらいの勢い)

 

私の身体が

春を感じています。

 

・・・内臓にはりついた脂肪が心配。

「あなたを好きでいるあいだ ずっと髪を切らないよ」

 

「そんなこと言ったら 十二単が着れちゃうくらいにのびちゃうよ」

 

肩より少しだけ長いくらいだった髪は

背中の真ん中をこした。

その人との未来は あきらめたけれど

髪を切る事は 考えなかった。

 

夏になったら

少しパーマをかけて

白いTシャツとジーンズで

背筋をのばして

歩くんだ。

あの人とおなじ時計だけ 着けて。

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