久しぶりに娘のことです。



大学1年の6月から、大学に行けなくなって、

後期から1年間の休学をしていましたが、

結局、

そのまま、退学することに決めました。



休学当初は、

家にいることが多かったですが、


今、大学を休んでるうちに、

自動車教習所に行って運転免許を取る。と、言い出し、

無事に免許を取得。


そして、、、

バイトを始めると言い出し、

車を運転して、

この6月からバイトへ行くようになりました。


バイト先は、おばちゃんばかりのスーパーのお惣菜部門。

同世代はおらず、

コミュ障だから話しかけられても、うまく話せないショボーンと落ち込んでいる事もありますが。。

(おばちゃん側からしたら、気にしてないと思うけどな。と、言っても聞いてない。笑)



バイトから帰ってくると、

まだ、、心身共に疲れ果てて、

夕方からそのまま、深夜まで寝てしまうこともありますが、

ずいぶん慣れてきた感じです。

シフト通りに休まず、週3〜4日ほど頑張っています。


…はぁーーもやもや 嫌やな。と、ため息をついてから、

…行ってきます。と、出かけていく日もあります。

…気をつけて。行ってらっしゃい。と、私も送り出しながら、

そんな日もあるよね、、と思っています。




私の中では、、、

すごい成長だなと感じています。



娘は、

初めての物事への不安が強く、

なかなか、チャレンジする勇気が出ないタイプ。

(なんてったって、負の連鎖の毒親育ちえーん世界は敵ばかりだ怖いと思っているのだと思います)




以前の不登校だった時のことを、いつまで、

引きずっているのか、と、言われてしまいそうですが、

やはり、小学4年から中学3年生まで

通算、4年半の不登校です。

義務教育は、半分しか行っていません。


世間が怖くて、

安全圏の家から出て、ひとりでは不安いっぱい。人の目が怖い。

というタイプの不登校でした。



娘にとって、バイトは挑戦の連続。

応募するところから大騒ぎしてましたものね。


出来れば、失敗しながら、

小さな自信を積み重ねてくれたら、いいな。と思っています。


心配しなくても、なんとかなる。とか、

失敗しても許される。とか、

世間は怖くない。とか、少しでも感じてくれたら嬉しい。



大学は辞めてしまいましたが、

勉強はしたいと思っているようです。



相談もされました。

復学するか、退学するか。


なかなか、難しい。

なんと、言えば、いいのか。迷いました。


私の脳裏には、

朝、泣きながら、大学へ、出かけて行くあの姿しか浮かばなかった。


同じ場所へ行って、

まわりの人達が変わったとして、やって行けるパワーが、娘にあるのだろうか。

そこまで、無理して行くことにこだわるほどに、魅力があると思っているのか?

やる気はあるのか?




学びたければ、通信制大学もあるらしい。

専門学校もある。


とりあえず、生きていくのに必要なお金を稼ぐバイトを始める事が出来て、

やれば出来る事がある。と、

人生を楽観的に感じてくれたら、嬉しいな。と思っています。



ずいぶん、私も、穏やかに、物事を捉えられるようになりました。


大袈裟に感じなければ、慌てない。


どうにか他に方法があるかもしれない。と思えたりする。


一度の失敗で、

すねてしまわずに、

次のチャンスにはまたチャレンジしてみようと思えるようになるかもしれない。


大成功する人生には、程遠いかもしれないけど、以前の自分より、できる事が増えたり、

幸せをたくさん感じる事が出来る。


チャレンジした結果、失敗も成功も経験として味わえるそんな人生なら、

それは、それで、幸せな人生だと思う。


自分で決める。


これが、一番、幸せなんだろーな。

何と言われてもいいから、自分で決める。

最高の幸せかもしれない。


やってみたいようにやる。

逃げたいなら逃げる。

寝たいだけ寝る。笑

食べたいものを食べれる幸せだよ。笑



娘は、大学を休んでいる。という呪縛から、解放されて、この先どうしよう。と、就職の事を気にしていたが、どこか、スッキリしているようにも感じる。


この選択が正解だとか、不正解とかより、

何を感じ、何を経験したか、

なのかもしれないね。


この先は、どうなるか、さっぱりわからないですけど、遠くにいる息子も、目の前にいる娘も、応援し続けたいと思っています。

何より、

私自身のことも応援しなくちゃ、なんですけど、ね。笑


日々、正しいことより、

楽しい方を選んでいけますようにウインク