翔がやってきました
私はわざと入口に背を向けて座っていたら
後ろからぽん、と頭を触れる手
振り返ると翔が微笑んで立っていました
そして私の前に座ると
「もっと早く来るかと思ったよ」
そう、翔は私が会場に到着した時間の30分前からその近辺にいる、って昨夜のLINEで言ってたのでした
でも流石にその時間は早過ぎて変な誤解を与えそうだったので(笑)
相談話をするのにちょうどいいと思われる時間帯に敢えて到着するようにしましたが
考え過ぎだったかもしれません(笑)
翔との会話は以前みたいに自然に進んでいきました
時折冗談を言って笑ったり、この時の翔はいつもの翔でした
私はまたこんな風に翔と会話が出来た事が嬉しくて
このままずっと話していたい
練習なんかしなくても、このまま翔と向かい合って笑っていたい
なんて事をつい、思ってしまいました
でも
やっぱりそんな気持ちは封印しないと、
また同じ事を繰り返すのは関の山です
翔がサイコパスである以上は…
でも今は
翔とまた普通に笑い合えた事
それだけで、今までの蟠りが消えて
胸の仕えが取れたので
大きな一歩だと思う事にします