院義忠(台湾の有名な写真家)の写真展の帰り、買出しに立ち寄ったコンビニ。

いつも見るのが飲み物のコーナー。「买二送一」(maiersongyi:二つ買うと一本オマケ)等のキャンペーンがないかなと物色中、大発見!




ひょっ氷結が、一缶2元!(30円しないよ)





日本でも人気の氷結ですが、こちら中国でもしっかり売ってます。
◆ 30万の中国 ◆


青島ビールが大体4.5元ぐらいなのでお値段は若干高め。それでも日本の味と同じで、ビールならアサヒより青島を買うけど、カクテル系?なら断然こっちを買ってます。そもそも中国の国産のカクテル系というのはない。

レモン(柠檬:ningmeng)、グレープフルーツ(西柚:xiyou)味がそれぞれ6元くらい、そのほかプレミアム氷結として、ロゼ(红葡萄:hongputao)とシャトーレ(霞多丽:xiaduoli)味が8元くらい。



しかし、それが今日は2元!




もうグレープフルーツ味しか残ってなかったけど、




全部お買い上げしました。




◆ 30万の中国 ◆
冷蔵庫の中。




なんだか5レンジャーみたい。



みんな、C-STORE(喜市多:xishiduo大手コンビニ)へ急いで!(9月6日までのキャンペーン)
あともう少しだけ中国にいる時間があって、何をしようかなっと思っていたところ、
やっぱりこれだろうっと思って、テキストをもう一度開いてみる。





◆ 30万の中国 ◆



広州在住の私にあるチャンスはあと2回。
10月と4月の高級試験。



HSK高級の受験者の7割方が9級に収まる現実を見ても、10級、そして11級っていうのは薄い壁に見えてかなり破るのは難しいんだろうなという印象。




ちなみに前回の試験では、

聴解 レベル未到達(53)
読解 9級(57)
総合 9級(56)
口語 10級(68)
作文 10級(71)

レベルだったような記憶が・・・(点数はあいまい)。



要は

・5部門の総合点が各級のレベルに到達していること

・聴解、読解、作文、口語の内3部門が9級以上のレベルにあること

・部門間に1級以上の差があるものは一番低い級を基準とする
 (例えば3つが11級で2つが9級だった場合9級となる)

・5部門の中で一つも最低ラインを下回るものがない


という条件を満たすことが必要になります。


以下、参考までに。
◆ 30万の中国 ◆




私の場合、総合点は9級レベル。
読解、口語、作文が9級以上にあり、
聴解も最低ライン(底線dixian)以下を免れている(ふー危ない危ない)ため、9級でした。

◆ 30万の中国 ◆こんな感じ。




口語と作文が10級といってもせいぜい1、2点の僅差で10級に到達しているようなもののため、基本的には総合点を伸ばさないとだめ。

且つ聴解をどうにかしないとだめ。

ということで、毎日テレビを見ているわけです。




9級を取るまで、8年くらいかかってるのに(笑)、この短期間で11級取るのは厳しいだろうと思ってはいますが、まあ、目標は高くして、結果落ち着くところに落ち着くという感じにしたいと思います。

◆ 30万の中国 ◆こんな感じ。




勉強して、一歩も前に進まないなんてことはないので。
前回の記事で、スターバックスはおいしくないと言っていましたが、やっぱり静かな環境がほしい時とか、あまり込み合っていないところに行きたいっていう時はスタバに入る時があります。

もちろん静かっていうのは運もあるし、基本的には日本のスタバよりは騒がしいです。
込み合っていないというのも比較的であり、場所によっては激混みです。

それでもコーヒーの値段が若干高いことで客層が若干絞られていることはあり、
場所によっては人も少なく、空いていて静かということが多いです。
これで経営大丈夫なのかと思うお店もしばしば。


ということで、今日見つけた素敵なスタバ。


◆ 30万の中国 ◆




広州の元租界、沙面にあります。


◆ 30万の中国 ◆






コーヒーはやっぱり・・・・だったけど、この環境はよかった。










さてさて今日は沙面に行きました。
外国風の古い建物がたくさん。

◆ 30万の中国 ◆





元なんとかの建物というプレートが大抵の建物についています。

◆ 30万の中国 ◆






◆ 30万の中国 ◆






街は基本的にお土産屋さんが並んでいます。


◆ 30万の中国 ◆





◆ 30万の中国 ◆




◆ 30万の中国 ◆
香水とかを入れる小瓶。







農民画。
◆ 30万の中国 ◆


ほしいけど、


◆ 30万の中国 ◆



200元ってボリすぎ。
値切って100元までできそうだけど、それでも高いのでやめました。





◆ 30万の中国 ◆




中国における正常な金銭感覚を持っている自分に合掌。ちーん。





◆ 30万の中国 ◆





アートな街。




◆ 30万の中国 ◆








緑が多くて、大好きなガジュマルも発見。

◆ 30万の中国 ◆





このヒゲに癒される。

◆ 30万の中国 ◆







歩いていると、

◆ 30万の中国 ◆



ちょっと中国を忘れそうな風景だけど、



◆ 30万の中国 ◆





◆ 30万の中国 ◆




◆ 30万の中国 ◆









突如、結婚写真撮影、超過密地帯に突入。


◆ 30万の中国 ◆







やっぱり中国でした。

◆ 30万の中国 ◆







生活必需品にも関わらず、外国だと中々手に入らないものもがありますが、
その代表格が、


コーヒー(ka1fei1)。



とは言っても昔と違い、中国でもコーヒーショップはあちらこちらにできてきてメジャーな飲み物となっており、STARBUCKS(星巴克xingbaku)なんて大抵の大型テナントには入っている状況です、


が、依然として、

1、高い
2、鬼のように甘い
3、薄くておいしくない
(4、アイスになると高くなる(氷代?))


のうち、どれか一つが8割方のコーヒーショップで当てはまります。
というわけで、コーヒーが手に入らないというよりは、



おいしいコーヒーが手に入らない。



といったところでしょうか。
コーヒーのグローバルスタンダードともいえるスターバックスも、なぜかまずい。(薄い?)
それでいて高い(30元、500円くらいから)ので、余程のことがない限り飲まなくなりました。

香港のスタバは日本と同じ味なのに、なんで中国は違うんだろう・・・。



おいしい(手ごろならなお可)コーヒーを求めること数年。
ついに見つけた、正確に言えば見つけてもらったおいしいコーヒー。

じゃん!
◆ 30万の中国 ◆
シンガポール系パン屋さん『Bread Talk』の招牌珈琲、しかも10元!
(招牌zhaopai:お店オリジナル或いは看板コーヒーという意味)



しかし、一つ難アリ。

というのもこのお店は天河城のジャスコにありますが、このジャスコは年間来客数1億人という記録を持つ、中国有数の激混み地帯。また不排隊(bupaidui:並ばないという意味)客とのポジション争いに苦心しなければならないので、それを避けるためにいつも買うときは開店間際の10時にしています。

うーん、おいしいコーヒー買うのも大変。





余談ですが、こちらで飲み物を買うと(ペットボトル以外)、熱いものでも冷たいものでもストローがつきます。
なぜか。


◆ 30万の中国 ◆

答え:衛生のため



以前、缶のコカコーラをそのまま飲んだ人が病気にかかるというニュースがありました。
なぜかというと保存の際に、その倉庫にねずみがいたらしく缶にねずみの尿が付着しており、伝染病の菌がついていたそうです。ひえ~。

ということで、上の例は極端ですが、良い子の皆さん、できるだけストローを使いましょう!
最近はもっぱら標準語テレビ番組を見ていたのだけれど、たまには勉強はもういいかと香港のテレビ番組を見た。

そこで、おやっと思ったのが、香港のテレビが大陸化していること。

以前は香港の番組がそのまま流れていたのに、この間見たらかなりたくさんの番組が大陸的な番組に差し替えられていた。(香港内で放送されている番組もそうなのかはわからないけど、少なくとも広東省では)

大陸的な番組の特徴とは、

戦争を扱ったもの(抗日戦争)、
要人の動向を扱った政治ニュース(プロパガンダ)、
中国の伝統芸能(二胡等の伝統楽器の演奏や少数民族のダンス)

それが楽しいかつまらないかの問題ではなく、要は人民の娯楽のためにという目的がはっきりと政府が意図するもののためという目的にテレビが切り替わっているという問題である。

戦争、政治、芸能を使って愛国心の高揚をはかっている感じだ。

こういうのはよくあることで、オリンピックの前とかにもあったし、何か政治的な事件が起きるとテレビ番組が変わるということはある。日本みたいに新聞にテレビ番組欄がついているわけでもないので、人々は比較的おおらかに番組変更を受け入れている。

今回は何かな・・・と思うと、やっぱり中国建国60周年のためかなと思う。

1949年に中華人民共和国として建国されてから60周年の今年。
建国記念日である10月1日は結構盛大にお祝いするんじゃないかな。



きっとこれからもっと抗日ドラマや日本外交に批判的な番組も増える。
ドラマでは日章旗が破かれ、ニュースでは日本が叩かれる。
もちろん中国批判は日本でもあることだけど、普通国旗は破らないだろう。



永遠の敵、日本が存在することで、中国共産党は維持されているといってもいい。多様な13億人が団結するためには一つの目標が必要で、それがオリンピックであったり万博であったりするけれど、そのもっとも基礎的なものに抗日戦争があるといってもいい。中国の建国の基礎が抗日戦争である限り、テレビからも教育からも人々の頭の中からも、小日本は消えないのである。


時代が進まないような、引き戻されるような感じをいつもいつも国慶節の前に感じている。






私が中国語がわかるからか、中国で生きる日本人だからか、よく聞かれることがある。


「小日本って俺たちが言ってることをどう思うか」と。
(※小日本(xiaoriben)とは日本人を揶揄した言葉)


私は、答える。


「私が友好的な日本人でいたところで、教育やメディアが変わらない限り、小日本と呼ばれ続けることは変わらないし、変えることができない」と。