Hiroshima
今日は、そろそろ梅雨入りかと思わせる天候でした~沖縄はすでに梅雨入り、、、沖縄基地問題はまだまだ灯りが見えてきませんが、先週金曜日27日、オバマ大統領が広島平和記念公園を訪れ、71年前広島に原爆が落とされたときに犠牲となった方たちの霊を慰め慰霊碑に花輪をたむけました、、、被爆者の代表の方たちと、熱いハグを交わし、彼らの話をしっかりと聞いていた大統領、、、大統領の姿に胸が熱くなりました。オバマ大統領は大学生のときから、核廃絶の運動をしていて、大統領に就任したのちも、核廃止運動に力を注いできました。と、言いながらもその言葉とは裏腹に、そんなときも、ボタン一つで核弾道ミサイルが発射される装置を持ち歩かなくてはならないという、矛盾。世界のリーディングカントリーの長の苦悩が垣間見られました。大統領を広島に招くことで,安部内閣の支持率も上がったとか、、、安部内閣に批判的な人も、あの日の広島記念公園でのシーンには胸打たれたと思います。ここまで来るには、ケネディ米駐日大使と岸田外務大臣も大きな役割を果たしたそうです、、、多くの人の手を経て平和の架け橋がかかったことは素敵なことだと思います。平和の架け橋と言えば、、、イルディーボのメンバー、ベルギー、ブリュッセルでは、先日のテロでなくなった方たちを悼む姿が、、、アムステルダムでは、音楽の公園で、植樹を、、、彼らも、まさに平和の架け橋となって、歌で、世界中の人々に愛と癒しをふりまいています~~ところで、オバマ大統領の演説文の、冒頭、71years ago, on a bright cloudless morning,death fell from the sky and the world was changed、、、、、とはじまる文章、感動しましたね~雲一つない青い空に、ギラギラと眩しい光が落ちてくる様子が鮮やかに目の前に浮かびました、、、オバマ大統領は数々の、名スピーチを披露していますが、これもそのひとつとなるのでしょうね~このスピーチを書いたのは、38歳のベン・ローズ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)と言われています。彼はオバマ大統領の側近。もとはニューヨーク大学に在籍し、作家を目指す「文学青年」だったそうです。(もちろん、そのあと大統領も手を加えています)その彼を政治の世界に駆り立てたのは2001年のあの出来事でした。。 「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」は、このベン・ローズの大特集記事を組みました。そこにはあの9月11日、マンハッタンの対岸から旅客機が超高層ビルに体当たりするのを目の当たりにした彼の体験談が書かれています。 オバマ大統領の広島スピーチに出てくる人間の醜い行動、、、これもまた、テロを指しているのだと思います、、、テロのない世界が一日も早く訪れるよう祈ります、、、