こんにちは!
昨日は内科の日でした。橋本病に高血圧に睡眠時無呼吸症候群も加わってCPAPの機械を使っているので月に一回の通院日!
私が通っているクリニックはホテルのように綺麗で窓からはよく手入れされた庭園が見えて椅子の座り心地も良いので、予約制だけど待たされても全然平気ですが、昨日は激混みで高齢者の方が予約時間を1時間以上過ぎても呼ばれない事に腹を立てて看護師を叱りつけてました!
看護師はひたすら謝ってましたが、高齢の患者は、「予約通りにいかないのわかっていてどうして多く患者を入れるのか!」😡
「医者が悪い」と大声で騒いでました
そして帰る気もないのに「もう帰ろうかな!」とか言って看護師さんを困らせてました。
仕事の合間に来ているであろう若い患者さんは黙って待ってるのに!
暇そうな高齢者ほどクレームが多いのは何故か?
年齢と共に脳やこころが硬くなっていくのかもしれないわ!
などと思いながらふとクリニックの壁にかかっていた吉田兼好の徒然草の一節に目がいきました。
「死期は序を待たず。死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」
このようなセンスの良い文章を誰が飾ったのでしょうか?
現代文だと
死というものは前からくるものはなく、知らずして後ろからじわりと迫り来る。
人はいつかは死ぬ事をわかっていても自覚していない時にそれは突然やって来る。
沖の干潟ははるか遠くだといっても足元の磯が満ちているのと同じ事だ。
となりますが、やはり古文で読むと鎌倉時代の先人が書いた随筆はこころに染みるものがあります。
昨年母を亡くしてから死は突然背後からやってくるという事を強く感じるようになりました。
でも、まだ死にたくないからCPAPのお世話になっている私がいます☺️
人生いつ死がくるかもわかりません。だから今日も一日こころ穏やかに大事に生きなければね。