昔々
長屋にある夫婦がおりました
旦那は大工で
お酒が大好き
そんな旦那を支える嫁
旦那はいつも困った人を助けたかった
子どもたちを集めては寺子屋のように
学問を教える場所を作り
病気の人には薬を与え
お腹を空かせている人には
握り飯
夜はお酒をみんなに振る舞い
どんちゃん騒ぎ
そんな旦那に嫁は言った
『大工のくせに、自分の家も建てられない』笑笑
お金は誰かのために使った
時間も
場所も
誰かを笑顔にするために使った
だから残念ながら
夫婦に残る財産はなかった
だけど
2人は幸せだった
それでも
やり残したことがあるのか
2人は
今世も同じ思いをもって産まれた
もしも
やり残したことがあるのなら
もう少し自分の為に生きるということだろうか？
自分のために生き
自分を大切にし
自分を好きになってこそ
真の愛に辿り着く
今世は
私は女に生まれてきたが
小さい頃から
長屋が好きだった
寺子屋みたいな場所を作りたいと思ってた
溜まり場を作りたい
孤児院など
子どもの頃から
頭に浮かぶキーワードだった
大工の私がいたとしたら
今世も同じことをしたいという思いは
名残なのかもしれない
だから
やってもいいし
やらなくてもいい
でもやってみたい
今世は
私が一人でするのではなく
みんながそれぞれの得意なことで
誰かを支え
誰かを助け
誰かを笑わせる
そんな世界
欲張りだけど
赤ちゃんからお年寄りまでが
集える場所を作りたい
令和版の長屋を作りたい
そんな同じ思いの人いませんか？
一緒に作ってみませんか？
どうなるのかわかりません
私も、誰もわかりません
だけど
想いが創り出す世界を
体験するだけでも面白そうじゃない？
私と同じ想いをもった
さをりんがブログに書いてくれているので
こちらも読んでみてください
私たちと一緒に『てんてん』を作ってくれませんか？
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