あらすじ
ある女の人が、トンガに突然旅行に行くところから始まり、登場人物のいろいろな過去が絡まり合っていく。
阪神淡路大震災がテーマの根底に流れている作品。
グッときたポイント
ミステリーなのかなと思って読んでみて、最後の章に行くと、作者の人生の振り返りのようにも見えた。
それぞれの章の主人公は、それぞれに問題を抱えていて、トンガの人々に癒されたりしていく。
トンガの人々の生き方は温かいなと想う。
誰にでも救いがあるように感じた。
震災の事を書く事は、なんとも言えない気持ちだと想うが、読んでいてもなんとも言えない気持ちになった。
昨今、トンガでも噴火による被害があったが、
その後ニュースであまりやらなくなったが
大丈夫だろうかと気になった。
また、関東でもいつ震災が起きるかもわからないので、準備できる事はしておきたいのと、
いざという時、自分は猫達を守る以上の事ができるだろうか、
と、考えるきっかけにもなった。
必要な備蓄はしておきたい。
こんな人におすすめ
読みやすいので、誰にでもお勧めできるけど、
震災の事を読むのは、まだキツイと言う人には
ちょっとキツイかもしれません。