映えないご飯

チキンム。


昔,保団にいた時、小さい子の世話をしていた。

赤ちゃん達の世話だ。


掃除しながら、2時間おきにミルクをあげる仕事だった。


箱の中にタオルを敷いて育ててたが、

排泄補助をしても、箱の中でう●こするので


箱は結構汚れた。


うんこまみれになると、大変なので、

なるべくこまめに綺麗にしてたけど


いかんせん、多島飼育すぎる保団なので、


丁寧に時間をかけると、叱責されてた。


体調悪い子もみていた。


具合が悪くなっても、ほぼ毎日世話してたら


乳飲み子でも懐いてくれて


擦り寄ってきた事を忘れることが出来ない。



その子は私が休みの日に死んでしまった。


それも忘れることができない。


自分がいた日なら悲しいけど良かったと思う。


最後まで見遅れたかもしれない。

でも、あの時期は火葬されてなかったわけだから、


どの猫に限らず、捨てられてたと思うと胸がくるしいどころか、捨ててた人が憎い。



私は火葬してると言われた事を信じていたので。



今でもたまに思い出す。


死してまで、捨てられるくらいなら、私が自腹で供養したのに。



思い出して苦しくなる。



ちゃんと火葬してる保団も沢山あるから、


ちゃんと火葬してるのをみると安心する。