ピアノ調律師の物語。

私、三浦友和さんて、名前はよく聞くし、百恵さんの旦那さんなのはわかるけど、顔が分からなくて
(徹子の部屋とかに若い頃出てるのとかはみたけけど)

今回この映画見て、よくテレビで見てる役者さんが三浦友和その人だと知りました笑い泣き笑い泣き笑い泣き

いやはや、疎くて申し訳ない気持ち。

さて、映画ですが、フジ子・ヘミングからの、
ピアノものが観たくて、
ピアノの調律師の話を選びました。
2018年に良かった映画だそうで。


ピアノを持ってると、たまに調律師が現れて、
ピアノのところで何か調整して帰っていく

というのは実家にいるとたまに遭遇する出来事でした。

映画の中でピアノ姉妹は、調律のたびに自分の要望を言ってるんですが、
耳がいい人達って、こうやってすぐに気になるところを見つけて、こうして欲しいああして欲しいって言う言葉が出てくるんだなぁ
良いなぁと思いました。

映画の中でも題材になっていたけれど、
ピアノを弾く人の意見や感じ方を
どうやってちゃんと聞き取るかが大事と言うことを言っており
調律師の仕事の断片を見たような気がしました。

イメージする音がある人はきっとわかりやすいけど、
モヤモヤした中で言葉にできない人だったり、
何をもってそれを言ってるかの部分が
引き出せるかどうかが肝という感じで。

わたしはいつもモヤモヤしてるのと、
別段その音に不満を持ったことがないのと、
意見するほど耳も肥えてなかったから、
調律師の方がたまに来てピアノを調律している
場面に遭遇したこともありましたが、
なんも言わずにただ見てた気がします。


あーいう時に色々意見がすぐに出る人ってカッコいいなぁと思ってみてました。

さて、物語は主人公の成長や、周りの人たちの問題やらを取り入れながら、ややゆっくりめに進んでいきます。

最後は綺麗にまとまって、一つの美しい旋律へと繋がっていきます。

ピアノは木と鉄と羊の毛でできてるんですね。
だから森の中なんだなぁという表現は美しかったと思います。
だからピアノの音って、まるで自然の中にいるみたいに落ち着くのかもしれないですね。