斜陽は好きでよく読んでたのですが、
そのテーマとなったのは愛人さんとの関係だったんですね!
って、今更気付きました。
 
あの斜陽の女の人の熱狂的な感じ、先生とのやりとり
狂気を感じてました。そこがまた良いんですけどね。
私は、あの作品の冒頭でスウプを啜る場面があるんですが、
 
自作のスープと言う曲は、あのスウプのイメージです笑。
(誰にも言ってないので誰も知らない)
 
さて、最近おこもりなので、映画をたくさん見る様になりました。
今回は人間失格。太宰治と三人の女たち。
結構気になってたので、だって蜷川実花さん監督だから絶対色彩が綺麗でしょ。
あの色彩はとても好きなんです。可愛い。
そういや”さくらん”は一人で見にいったのですが、あれも面白かった。色彩が。
このpv超可愛いなと思うと監督が蜷川さんだったり。
素敵な感性だなぁと思っています。
 
さて、中身ですが、太宰治めっちゃモテるけど、超絶クズだなと思いました。
でも、モテるんだよねぇ。
すぐ死んじゃう。
 
でも、やっぱり死に向かっている人間の危うさは美しさも孕んでいると思いました。
三島由紀夫も出てくるけど、三島さんも美しい文章を書きますよね。
太宰さんは、とても読みやすい文章だと思ってます。柔らかい。
人間性が失格だとしても、こうやって後世に残る作品を残して
結構色々やり尽くして、華々しいし花々しいと思いました。
また久々に人間失格読みたいなぁと思いました。
 
この作品は人間失格をそのまま映像にしてるのかなぁと思ってましたが、
太宰治のデビュー後辺りからの自伝の様な感じでした。
 
それぞれ絡んでくる女性たちはどの女優さんも美しいので見ていて綺麗です。
 
お花がめっちゃ飛ぶのでそれも綺麗です。
 
猫が足の上に乗っているので足が痺れて痛いです。