よくドキドキするブログをリブログ。

哲学は、ソフィーの世界で止まってるのだけど、
美学は、入りやすいものだと美輪さんの本を何冊か読んでみると
スッと入ってくるものがあります。

当たり前のことをしっかりわかりやすく書いてあるので、当たり前だと思うけど
多分そこまで普段自覚してなくて、
自覚した方が良いこともあって、
人が深くなるような感じがしました。

しかし多分、読んだだけではダメで、
自分で体験した時に、そのように振る舞えるか
という事なのかなぁー。と思っている。

美輪さんの著の中では、ピンチの時には"感情"よりも"理性"
というのを何度も書かれていたのがあり、
私はそれには主に2回はお世話になりました。

前の猫たちが、大病(肥大型心筋症大動脈血栓)を患い、どうするのか判断を迫られた際、
20代の私はその言葉を胸に、猫たちの治療の選択をしました。

1回目の時は手術をする選択をしました。
2回目の時は手術をせずに薬で血栓を溶かす選択をしました。

どちらの猫も亡くなってしまったけど、
あの時、感情に任せて泣いていたら、何もできなかったなぁと思ったのでした。

冷酷なのではなくて、冷静に考えて、
悲しいとかは後からでもできるから、
一人でこの猫たちにとって何ができるのか
考えて、即時に判断するためには、泣いている時間はなかった…!

亡くなってから沢山泣きました。
目が溶けて顔が余計にブスになりました。
でも、後悔はしなかったなぁ。
それまでもめいっぱい猫たちを愛していたし
私は猫たちに愛されていた記憶しかないです。

両方とも男の子だったので、生存してる時は毎日がハーレムかと思いました。笑。

これは美学でも哲学でもないと思うけど、
ピンチの時に、ただ泣いててもどーしようもないなという事を昔学んだ話でした。

私は不安から来るネガティヴを沢山持っているので、
愚痴も沢山こぼしてきたけど、
言いたいことも我慢してしまうから、
最近は積極的に吐き出すようにしています。

愚痴なのか、言いたいことなのか、自分でもわからなくなってくる事はあるよ。ポイズン。

この先生がよく、20代は可愛いけど、
40代以降がぐちぐち言っても醜い。
とおっしゃるたびに私はドキドキする笑。

今自分はどうだろうかと考えてみる。
ほうれい線とシワに塗れた妖怪にはなりたくないもんですな。
どうせなら美しい猫妖怪になりたいよねぇ笑。