書いていいのか悩むけれど・・どこの地方でもよくいる・・ホームレス。

沖縄でも多い・・・

アルミ缶集めやダンボール集めとか聞きます。

それでどれだけの収入になるのかわかりませんが。

 

古紙の値段も下がったと言うし・・・

わかりません。

 

本当に普通にホームレスが普通に歩いています。

しかし彼らの家は野外です。

 

若い人もいます。

那覇では、毎日散歩の時に歩道橋の下で毎日同じポーズで本を読んでいる若者がいました。

 

それがホームレスとわかるまでちょっと時間がかかりました。

 

冬も暖かいし、夏もどこかで涼んで、普通に暮らせるのではないでしょうか。

食事をちょっと工夫して、節約して、どこかで貰うとか、ちょっとバイトするとか。

 

車中生活をしている人もいます。

 

ボロッボロの車の中に生活用品がギッシリ。

 

その生活はどうなのか、車検や・・・自動車保険など・・・知る由もありません・・・

 

中には赤ちゃんを連れて・・・車内で子育て???

可愛い顔をした、若い女性がちょっと甘えた風なそぶりで、男性にしなだれかかっていたり。

それはある種の男性の趣向に合うのでしょう。

性の搾取が成されなければいいのですが・・・

どう見ても成年前です・・18-19歳・・・

でも見た目よりも年がいっているかもしれません。

 

ある種の・・知的にちょっとアレな雰囲気もありますが、そういう女性にはそういう男たちが関係するようで。

その赤ちゃんの生活もダイジョウブなのかな?と思わせるなにかがありました。

 

いずれ、夜の闇に引きずり込まれていく、飲み込まれて行く運命をヒシヒシと感じ、しかしどうにもできない息苦しい現実に身震いいたしました。

 

東南アジアで親に売られていく女性たちを垣間見たような・・・あの感じです。

 

そういう闇は沖縄では普通・・・に、最近までそういう地域もありました。

まだあるかもしれません・・・

 

私が沖縄市へ来て道に迷い、ある地域に足を踏み入れた途端、辻々に立つ男たち・・・

視線がおかしい・・・

真昼間にチャラそうな男性が何人も集まって何をするでもなく・・

どうやら客引きとなんとなく肌で感じて退散しました。

 

後で聞くとそういう地域が地図では・・・このように記載されているよと聞かされました。

だから夜は気を付けてって、夜、一人では歩きません、夜の街へ出かけることもめったにないです。

 

そういう地域の空気はなにか明るい昼間の空の下でも異様なものでした。

長年の女性たち、男性たちの饗宴が恐ろしく空虚で即物的で、悲鳴にも似た物悲しさ。

 

しかし男性はそういう空気や雰囲気がお好きな人がいるようですね。

 

街頭に群がる蛾のような・・・暗い、非日常の、淫靡なものに・・・

どうしようもない動物的な人間のサガ。

 

突き詰めれば人間の根底にある生と生死・・・性と精子・・・似てますね・・・

 

そういうのも合わせ飲む懐の大きさというか。

沖縄ではそういった地域の撲滅や排除に躍起になっているようです。

一掃されたとか聞きました。

 

そこで生きるしかない人たちがいることも確か。

 

那覇でももっと即物的なものも見ました。

聞いた時は冗談かと思いましたが、本当にそういう所がありまして、私は即座にその存在を脳裏から消し去ってしまったので、今はそこがどこかわかりません、または、どのような場所なのかも利用方法もわかりません。

 

一見、料亭のような、と言ってしまえばいいのでしょうか、そういう所は隠れた場所にあります。

 

「ビルとビルの間にオバーが座っている」

そのひとり歩けるかどうか、の狭い道を通って、目的の店があるのだそうです。

 

ある日、夜に、それにピッタリの場面に遭遇しました。

そんなマンガみたいな場面があるわけないでしょ・・・ありました。

もう3年も前の話なので、今はどうなのかわかりませんが、その狭い路地にどっかりと腰を据えて、歩道を歩く人に満面の笑みで待ち構えるその姿には狂気すら感じましたね。

 

それ以上の想像は私には不可能ですが、確実に存在する何か。

 

沖縄、夜のウラ情報でした!!って明るく言ってる場合じゃないですよね。

やはり南国の明るさやサッパリした流され感もありながらも、、、路地とかはもう夜は怖かったです。

私は既に売り買い、どちらにも関係してないですけども・・・(笑)

 

 

昼、散歩で歩くときと夜との違いにはビックリさせられましたし、やはり、夜、遅くなって一人で家路を急ぐ時は心細く思いました。

そんな真っ暗な夜、街灯も絶えた辺りで、闇から黒人男性がヨタヨタと出て来た時は仰天しました。

なにか、聞き取れない、酔っぱらった?英語で話しかけてきます。

とっさに!!

「こんばんは!お疲れ様でーす!おやすみなさーい!!」と明るく大声で言い切り、通り過ぎました。

黒人男性はおおッ?と後ずさり、私は足早にそこを去りました。

心臓バクバクでした。

闇から黒人男性とかちょっと怖すぎます、ごめんなさい、肌の色が闇夜に溶けすぎていました。

 

それから夜になると香る「 ナイトジャスミン 」の香りが素晴らしいです。

夜来香というのですか、甘い濃厚な南国風味たっぷりの優しい匂い。

クチナシの何百倍ものかおりが周囲を満たします。

 

ある場所にあるのですが、昼間は香らないので、夜限定ですね。

その豊満な夜を色っぽく演出する、艶やかな香り・・!!

 

いい匂いですが、強すぎると感じるくらいです。

 

しかしそこそこに港町であることや料亭や艶やかな繁華街であること・・・

昼と夜では大きく表情を変える有様は、どこにでもある光景でしょうか。