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再生までの記録

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昨晩不思議な夢を見ました。

うなだれた白い大きな虎と熊が出てくる夢。

虎を夫だと分かっていて、怖くなかった。

熊が虎を噛もうとした時、私が虎を必死に守っていた。

「噛まないで!その虎は夫なんです。今日が会える最期の日なの。貴方と過ごした日々が私の人生で一番大切な日。私は貴方に逢えて幸せでした。大好きです」
虎を抱きしめて、必死に伝えていました。

夢の中でも伝えられた事が嬉しかった。


伝えたかったかった言葉を伝えなかった事、深く深く後悔している。

宙ぶらりんになった想いを、どうしたら良いか分からなくなっている。

日々の生活の中で、想いを伝える機会がなくなっていた…

最後に話した日、怒りに任せて想ってもいない言葉を言ってしまった。

18年の付き合いで、取り乱して怒った姿を見せたのが初めてだった。

「愛しているからこその怒り」だったと思っても…何故冷静に話せなかったんだ、何故結論を先立ててから話さなかったんだ…と自分を攻め立てる

私が言葉で彼を殺してしまったんだ…と。

何をしても、どう考えても最後に戻ってきてしまう考え。

あの日、私が伝えるべき想いを伝えていたら、きっと彼は死んだりしなかった。

彼の帰る場所を奪ってしまった。


言葉は凶器。私の胸にその凶器がずっと刺さり続けている。

いつも痛くて苦しい…。

自分自身で刺し続けている。抜いてはいけないと…。


ついてるなぁ…と思う事があると、きっと彼が助けてくれたんだ、と思う

仕事もそう。トラブルなく切り抜けられた時、彼が根回ししてくれたのかな?なんて思う。

現実には有り得ないだろうけれど、ふと思う。

傍に居るのかな…。

私の精神の依り処になっている彼。

時々寂しくなると、目を閉じて、彼が隣に居ると想像する。

彼と居れば大丈夫。何もかも上手く行く…そう思える安心感を懐かしむ。

そのまま、目を開けると涙が零れてしまう事もある…。

思い出すのは、日常のささやかなシーン。

料理を作ってくれた時や仕事から帰って時計を外してる姿。

お風呂上がり、ゴエモンみたいになった髪型で、歯ブラシしてる姿。

付き合い始めたばかりの頃、学ラン姿の彼の後ろ姿を見ながら、その少し後ろを歩いた時の幸せな気持ち。

特別な日じゃない。
日常に一杯幸せがあった


「人間の人生の感覚って20歳までの時間が半分を占めるんだって。だから僕は君に人生の半分以上惚れてるって事だね」って言ってくれた。

皮肉な事に…感覚ではなくて、彼にとっては現実の人生で半分以上の時を過ごしたね。

私は…このままいくと現実の半分以上は彼と離れてしまう。

でも、彼が言った人生の感覚が本当なら、私と彼は確かに人生の半分を一生に居たように感じるはず。いくらこの先彼の居ない人生を歩んでも…


人生の半分以上、彼を愛している。きっと、彼もそうだったと思う。そして、この先の私の感覚も…彼がくれた言葉。これが今の私の支えかな。