我が家の双子は、私の妊娠高血圧腎症、ヘルプ症候群、切迫早産により、妊娠35週0日で緊急帝王切開で生まれました。

早産&1700グラム台の低体重児でしたが、未熟児網膜症などは免れ、視力に問題があるとは気づかず、ここまで育ってきました。


本当に問題があるとは気づかなかったのか、、、?というと、厳密にいえば、長男の目の使い方には4才頃から少し不安な点がありました。


○探しものをする時、視界が狭く、なかなか物を見つけられない。

○ドリルの問題の解答を書く時、いつの間にか解答欄がズレて記入している。

○解答欄に記入するスピードが遅い。

○長文を読む時、時々一行すっ飛ばして読んでいることがある。

○縦書きより横書きの文字の方が、読みづらい。


そんな事がちょくちょくありました。

私は心配し、年少さんの頃には、ビジョントレーニングの教材をやらせたり↓



年中さんからは、くもんに入会させ、スピーディに物を見たり読んだり書いたりする機会を多く持たせました。


その甲斐あってか、長男は大分スピーディに読み書きをするようになり、そのため私は長男の目について、ほとんど心配しなくなっていました。

(ただし、探しものをする時の不器用さは、相変わらずありました。)


そんな中、小学校入学直後の視力検査で長男、次男ともひっかかり、眼科で詳しく調べたところ、長男は両目とも遠視性乱視で、特に右目の屈折が酷く、レンズで矯正しても0.6までしか視力が出ず、弱視ということが分かりました。


弱視は、何かしらの原因により、目の神経の発達が

止まってしまい、矯正視力が1.0未満になっている状態を言うそうです。

そのため、弱視の方の目の発達を促すため、弱視の方の目だけで見るトレーニングが必要になります。


長男は、左目が裸眼で0.9、矯正視力で1.2出るので、眼科医曰く、見える左目ばかり使っていて、右目をほとんど使っていない、とのことでした。


現在、長男は弱視用の眼鏡を装着し、更に一日2時間〜3時間、片目を遮光するアイパッチを着けて右目だけで物を見るトレーニングを毎日しています。


最初は、眼帯をアイパッチ代わりに使わせてみましたが、顔と耳にかかる紐が鬱陶しく☓。

次に市販のシールタイプのアイパッチを使わせて見たのですが、粘着部分が不愉快極まりなく我慢出来ないとの事で、これも☓。


色々と調べて、メガネに着ける布製のアイパッチに落ち着きました。


我が家が購入したのは、ラ・アンプルールさんの商品です。



実際に装着すると、こんな感じです。

我が家のベンツ君に、装着してもらうと、、、


装着前


装着後

こんな感じです。
目の脇も覆う作りなので、しっかりと遮断できます。

装着感は上々ですが、見えにくい右目だけで見るトレーニング、長男はかなり大変そうです。
トレーニングは、敢えて小さい文字を読んだり間違い探しなどをするのが良いらしく、長男にはトレーニングの時間に、くもんや家庭学習をさせています。
しかし、見えにくい右目だけしか使えない上に、難しい問題に当たった暁には、ストレスフルで発狂しまくっております💦
でも、このトレーニングは、あと3年くらいは毎日続けなくてはならないので、挫けないように何とか親子で頑張らなくては、、、。

ただ、眼鏡をかけるようになり、日常生活では大分見やすくなったとのことで、日々の学習や動作が機敏になりました。
(長男の弱視がわかるまでは、私は長男に「もっと早く問題を解きなさい」「ボケっとしてないで、しっかり読んで!」「ちゃんと良く見なさい」などと、ガミガミ言ってきてしまったので、長男に申し訳なかったと反省しています。。。)

もし、お子さんが、探しものが苦手だったり、文字を飛ばして読むミスがあったり、動作がゆっくりだったり、、そんな様子が見られる場合は、視力に問題がないかどうか、少し気にとめて見ると良いかもしれません。
我が家の長男の場合は、弱視と分かって治療を開始したのが、かなり遅い時期のため、どこまで視力回復できるかわかりませんが、、、とりあえず、頑張りたいと思います!