まずは「コメント」
これは私が見まわした限り・・・何故か一番歓迎されるようです。
そして「マニュアル」によれば、必ずお返事(リアクション)するのが普通らしい。
「フォロワーさんは折角あなたごときの投稿を見て、わざわざ時間を割いてコメントをしてくれているのです!あなたもそれに答えるくらい当然です!」的な、ね。。。
見回すと、500ものコメントがついて、そのすべてに返信している方もいて、偉い・・・何?女神?ネ申?(←古い)
私はその10分の1がせいぜいですから、返信もずいぶん楽ですが・・・それでも20分くらいはかかったりします。
しかも私に限って言えば、内容も「素敵な投稿ですね!」「お綺麗ですね!」的な、大変にご親切なものばかりなので、別に何も怖くない(笑)
基本は楽しいだけ。
癒されますね〜。
怯える必要なんてないと思うでしょう?
でも、こんな甘々世界に生きている私ですら、一日一個は必ず辛いコメントを頂戴するんですよ(笑)
ええ、赤の他人の言葉に前触れもなく殴られます。
普通に生きていればそんなめにはあわなくて済むわけですから、これって相当のストレスというか、「異常事態」なんですよね。
余計なことしなくてもいいのに、自ら敢えてSNSなんかに手を染めて、1日1善ならぬ、1日1ぴえんに耐えてんの(笑)
ま、暴言というほどではないかもですがね。。。
英語で勝手なことを書き連ねる外国人、私とは政治思想が真逆だろう人のネガティブな主張、特定宗教に基づく神学的な質問、遠い土地に住む全く知らない人の日記、こうしたほうがいいという見当違いなアドバイス、露骨な性的誘い、フレネミー(友達を装う敵)の嫌味とあてこすり・・・だいたい平均してひとつくらいはそんなものがある。
変わったところでは毎回半角ピリオドだけ打っていく人とかね。
. ←これよ、これ!
私の返答が気に食わなかった人が「もうお前には何も言うまい」「ノーコメント」の意味で書き記しているらしいのですが。。。
こんなケシ粒の10分の一くらいの黒丸ひとつがかくも人を不快にするのか・・・と感慨深かったです。
だからー、微々たることとはいえ、相手に主体を認めることってやっぱり無条件に辛いんです。
未分化の、エロティックでぬくぬくした言語(ロゴス)不要の世界から引きはがされるわけですから。
そしてそれらの嬉しくないご挨拶に対して、普通に「あー、面倒くさい、貴方は黙ってて!」と言えればいいんですが、大人のSNSマナーとして、一切の落ち度のないように慈悲深く答えなきゃいけないんです(笑)
まあ、私の場合、ほのぼのした絵文字一個でほぼ解決しています・・・。
日本人の大発明、EMOJIのすばらしさ!
それかもう、コメント自体消してしまいますね。
昔はどんな些細なものでも他者の言説を抹消するのは言語道断、非礼極まるなどと思っていましたが、さっさと考えを変えました。
あ、ちなみに「気楽に仕切り直し」ができることは、幸せになる鍵だそうです。
なかなか難しいんですけどね・・・。
それは安楽死のご様子がNHKスペシャルで放映された、紺美さんのブログで教わりました。
https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009051076_00000
私、この番組に感動してしまって、彼女のブログは全記事読破したんですよ!
前回入院した時、手術後に血圧が下がりすぎで死にそうになった私は安楽死賛成派になり(余りにも幸せな眠りが待っていたから)、ますます彼女を尊敬するようにもなりました。
話がズレましたが、終活を視野に入れている向きは読んでみてください。
そしてSNSのコメントより、もっと逼迫してたり根源的だったり普遍的だったりグローバルだったりする事案を思索せよ、です。
メメントモリ!(死を想え)