あるシーンの稽古が終わる。
榎本淳さんが、くねくねと奇妙なオドリを踊りだす。
ふと隅の方を見ると、メンバーの十矢真未子姉さんも、鼻歌を歌いながらクルリクルリとターンを繰り返している。
勿論そんなシーンは無い。
「・・・なぜ、踊っているのですか」と尋ねたところ、二人の動きがぱたっと止まった。
・・・え、無意識?? (・ ・;)@・ェ・;@(・ ・;)
「いや、踊りだしたくなるの判るよー」と、お二人の代わりに、同じシーンに出ていた夜羽お兄様が苦笑交じりも素敵な声でお答えくださった。
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2月公演(2016年2月19日(金)~21日(日)@ザムザ阿佐谷)の
『
CRESCENDO.(クレッシェンド) ~木霊の森~ 』では、榎本淳さん、荻須夜羽さんと、メンバー十矢真未子の、今回の「兄さん姉さんチーム」の三人が登場する、三日月バビロンとしてはちょっと珍しいかな、というワンシーンがあるのです。昨日はそのシーンの抜き稽古。
若手メンバーやファルちゃん(木原)が見守るなか、先輩たちの真摯な稽古が続いて、その後「休憩」の声を聴いたとたんに無意識に踊りだしたお二人(^^;)
ベテラン榎さんいわく、
「なんかね、急には止まれないのよ~(苦笑)」とのこと。
「わー、なんかすげー。先輩たちすげー。」と、
お目目を輝かせて

稽古を見ていたファルちゃんが、
「わー。それもなんかすげー」とでも言いたげな表情で、
お口をポカンと開けてそれを見ていた姿も含めて、
稽古場でしか見られない、貴重なものを見たなーと思いました^^♪
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いつも思うのですが、真摯な「先輩」たちの稽古って「終わりがない」のですね。
休憩時間も、ちょっとそれぞれでいたなー と思うとすぐに、「ここさ」「これはさ」「あ、ならこっちはこうする?」と対話と確認が始まる。真面目な顏なんだけれど、どこか楽しそうで^^。
次に演出の手が鳴った時(演技スタートの合図)には、確実に前に進んでる。さっきとは違う何かを見せてきてくれる。それを見て演出もさらに案を出してくる。
かっこいいとは、こういうことさ。
と、次回は点目ではなく憧れの視線で「先輩の不思議なオドリ」を鑑賞しようと思います♪
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2016年2月19日(金)~21日(日)@ザムザ阿佐谷
『 CRESCENDO.(クレッシェンド) ~木霊の森~ 』
ご期待ください!!
