夫婦のあり方、家族のあり方を描いた家族の物語。
仕事一筋の医者の夫と痴呆にかかった姑、しっかり者だが不倫をしている娘、医大に合格できず遊んでいる息子。
借金を重ねる弟夫婦。
問題の多い自分勝手な家族全員をいつも見守ってきた母イニ。
その体が末期ガンに侵されていると知らされた時からそれぞれがイニの病と向き合い、家族と向き合うことを始める――。
「七日の王妃」と「グットドクター」の間に
ありましてん。
このドラマ
2011年に映画が上映されているのね。
違う俳優さんで。
その前にもドラマになっていたみたい。
だから3度目のリメイクなんだね。
最初は挫折すると思いながら観ていたけど
止められなくなって最後まで観た。
母親の病気を知るまでは
家族がバラバラで母親以外全員に腹が立つんだよぉぉぉぉぉぉぉ
旦那さんは無口で問いかけても返事すらしない。
自分の母親が認知症で大変なのに知らんぷり。
娘はキャリアウーマンで完璧だけど不倫がやめられない。
近くに思ってくれる素敵な人がいるのに。
息子は医大の受験で2浪中
合格発表を待っている状態だけど
毎日飲んだくれてというかクラブで遊んでる。
姑は認知症で施設で暴れたから引き取って介護しているけど
症状が酷く目を離せない状態。
弟はギャンブルにハマって奥さんが働いたお金を持って行ってしまう。
しまいには姉のところへお金の無心。
なのに献身的に介護するし旦那さんに尽くすし
母親として愛情を注いでいるんだよね。
そんな母親が病院で検査を受けたら卵巣がんという診断。
もう全身に転移して末期状態。
旦那さんは家族にそのことを言えないのよ。
自分は医者なのに気付かなかったと自分責めてます。
信じたくなくて大学病院で再検査するけど結果は同じ。
楽にしてあげたいと手術をするけど
予想以上の状態で開腹しただけで手術は終わり。
家族に母親の病気を話す時が来たけど
信じられない。
いつかは死ぬと思っていたけど
今じゃないと思っていた。
それに自分の母親だとは思わなかった。
何をすればいいのか。
今まで何をしていたのか。
それぞれ悩み始める。
母親も自分の病気が悪いことに気付きます。
最期をどう迎えるのか
どうしたらいいのか
残された時間をこの家族はどう過ごしたのかを見届けながら
自分だったらと考える時間になるドラマでした。
このドラマ最後は
綺麗な終わり方でした。
*画像はお借りしました。