母国がこのような状況下で
上司から
「いくな」「いってこい」などのお達しもないまま
予定していた毎月恒例の海外出張にいくべく、リムジンバスに乗るべく、
タクシーで八王子駅に参上。
八王子駅の改札のシャッターが
完全閉鎖。
駅員のスピーカーによるアナウンスの荒々しさ。
電車が使えないための高速の激混み。
どこへいってもすべては「普通」とは言えないものでした。
羽田へ着くと、そこでまっていたのは
自分の身長より高い植木が物々しく揺れるのを目にした震度3の地震。
そして恐ろしく聞こえた羽田空港内に響き渡る緊急アナウンス。
台湾についてからは
世界からみる今の日本が少し見えました。
入国審査の後、自分のパスポートをそっけなく職員から渡されると
赤い封筒がはさんでありました。
そこには
「平安」とかかれてました。
周りを見渡す限り、日本国籍のパスポートをもつ人にのみわたされているようです。
個人的に
これは日本に対する気持ちなのだ、台湾のお国の機関からの
気持ちなのだ、と思いました。
夕食時にお店のテレビからも日本の現在の状況が
物々しく流れ、
水素爆発の映像も流れていました。
ホテルにチェックインするとすぐに
フロントのお姉さんが
「オウチ、ダイジョウブ?」と第一声を頂きました。
日本にいるときに
「世界中でこのニュースを取り上げている」と
テレビでみたが、
本当なんだ。。。世界規模の事件なんだ・・と実感しました。
でも世界は確実に私たちを応援してくれていますよ。。。