ここんとこ芸能ニュース (かな?) を賑わしていたもののひとつに、アンジェリーナ・ジョリーの話があります。
このニュースを聞いて、silkymilk、黙っているわけありません。 ( ̄― ̄)
・・・はい? ( ̄― ̄;
「その割には、すっかりほとぼりが冷めた頃になってやっと記事を書くのね」 ですって? ( ̄― ̄!
ま・・・まぁ、細かいことは置いておいて。 f(―_―;
みなさんご存じとは思いますが・・・ 念の為。
ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーが遺伝子検査の結果、乳がんになる確率が86%ということで
予防のために両胸を全摘出した、というニュースです。 ( ̄― ̄;
なんか・・・ 色々考えさせられます。 (―_―;
(―_―; (―_―; (―_―; (―_―; (―_―; (―_―;
silkymilk は、おそらく他の人に比べれば、『癌』 という病気に対する恐怖感は少ない方だと思います。
色々理由はあるのですが・・・ 以前 (かなり前ですが) も書いたことがあるので、ここでは割愛。 b(―_―)
加えて、乳房再建も含む全ての病気の治療に対し最優先事項のひとつとするのが、
カラダにできるだけ負担をかけない治療を選ぶこと、というものです。
実際、自分の病気の治療方針を決める時も、非浸潤性乳管癌であることは間違いなさそうだという段階で
治療法のひとつである 部分切除 = その後必ず放射線治療を伴う方法、というのは
既に silkymilk のアタマの中にはありませんでした。
もし外科手術イッパツで終わるなら、そちらの方が絶対にいい。
「ご家族とも相談して、1週間後に決めましょう」
あまりに即答する silkymilk に主治医のM先生はそんなことを言いましたが、
その一週間 silkymilk の考えは変わることはありませんでした。
ま、誰とも相談してないので・・・ 変わることもないですが・・・ f( ̄▽ ̄;
再建の方法を決めた時もそうでした。
自家組織・・・自分の他の部分を切り取って再建の材料 (?) につかう方法は、
健康な部分を大きく傷つけるということで、silkymilk の選択肢から外れました。
もちろん自家組織を使った方が、シリコンを入れるより自然でキレイな仕上がりなんでしょうし、
破損等で再摘出ということになることもありません。
難しい選択であったことは違いありませんが・・・ でも silkymilk は少ない傷を選びました。
そんな silkymilk でも、うっかりやっちゃったのが、入院中に形成のO先生がみつけた骨腫の摘出。
おでこの、中心よりちょっとだけ右側に良性の骨腫ができているのをみつけ、
それが育って、おでこの中心にたくさん走っている神経に影響がくることを予防するため、
どうせ全身麻酔をするのだから、と、最後の再建手術のときに、一緒に切除してもらったのです。
あくまで表層の手術だし、全身麻酔は数少ない方がいいに決まってるし・・・
なんてことを思い、お願いしたのですが・・・
まぁ、これも結果、善し悪しです。 f( ̄▽ ̄;
今となっては、やって良かったと思っています。
でも、実は、かなり長い間、痛みが残りました。
手術の直後なんて、本当はお胸が痛いはずなのに、おでこの傷で 『ぐゎんぐゎん』 してたのです。 f( ̄▽ ̄;
「あぁ、健康なところなんて、傷つけるもんじゃぁないなぁ・・・ (ρ_―。 」
ちょっと反省したことがなかったと言えば嘘になります。
・・・ハナシを、アンジーの 『予防的乳房全摘』 に戻します。 b( ̄○ ̄)
このニュース、 「勇気ある行動」 「光を与えた」 等、絶賛するような報道が多かったように思うのは、
silkymilk だけでしょうか。
アメリカでは実は、この 予防的乳房全摘、今に始まったことではないのだそうです。
医学が進歩してしまい、確率という数字を見せられてしまうと、落ち着いて生活できなくなるのもわかります。
乳房再建に対する意識そのものが日本より進んでいるアメリカだから、
いっそのこと全摘して、再建してしまえ、という考えも馴染みやすいのでしょう。
またちょっとハナシが逸れますが・・・
silkymilk の患った、非浸潤性乳管癌。
実は、気づくことなく人生を全うする女性も結構いるのだとか。
確かにこの病気は浸潤・転移する訳ではありませんから、もし一生、非浸潤であれば、
実は乳房全摘出の治療なんてしなくて済むのかもしれません。
一部では、そのような可能性に対する議論もあったようです。
ただ、非浸潤性乳管癌が浸潤しないという確証がないこと。
それを調べる手段もないこと。
つまり、非浸潤性の乳管癌が浸潤するかどうかという実験が、倫理上、不可能なこと。
非浸潤性であれば理論上の完治が可能なのに、それを放っておいて観察などできないですよね・・・
実際、silkymilk のように、非浸潤性なのに大きなしこりができてしまっている場合もあります。
silkymilk は病巣も思ったより大きく、万一浸潤していてリンパ節転移があったら、ステージ3Bだったと
言われました。 (―_―。
アンジーのようなケースは、非浸潤性のものすら、 『まだ』 ありません。
86%は、100%でもありません。
全摘をしてしまっても、実は、ほんとは一生、発症することすらなかったかもしれません。
このケースでの再建は、silkymilk のようなシリコン挿入が一般的のようです。
左右同時に行うのですから、バランスも取りやすいのでしょう。
ただ・・・
『ホンモノの乳房と全く同じ』 では、ありません。 ( ̄― ̄) きっぱり
全身麻酔をし、カラダにメスを入れるということは、思う以上に体力を消耗します。
その後の生活にも、多少の影響は出ます。 必ず。
その後の生活どころか、全身麻酔は完全に安全なものではありません。
アンジーの場合、この予防的措置を行ったことで、乳癌になる確率が5%になったそうです。
5%・・・
日本人の女性は、20人にひとり、乳癌を発症するそうです。
つまり、日本人の女性であれば、5%の確率で乳癌を発症するということです。
それは、「もう安心」 というレベルなんだろうか・・・。 ( ̄― ̄;;
色々な解釈があると思います。 (―_―;;
最初にこのアンジーのニュースを聞いた時、正直、silkymilk は 「ばかげている」 と思いました。
健康なカラダを傷つけるなんて。
それなら、胃潰瘍をした人は、或いはピロリ菌を有する人は、皆、胃を摘出しちゃった方がいいってこと???
そんな風にすら思いました。
一方で、アンジーのようなお仕事の場合、お仕事が治療を待ってはくれません。
一度の治療が、そのお仕事そのもののみならず、人生を奪うこともあります。
ここにいらっしゃる方々であれば、かの松田優作がハリウッド映画への出演と癌治療とを天秤にかけ、
その尊い命を失ったことを覚えているでしょう。
人それぞれ、色々な事情があり、色々な考え方があります・・・ ( ̄― ̄;;
癌研有明と聖路加病院が、この予防的摘出の準備を始めているというニュースを見ました。
フクザツな気持ちでそのニュースを見た silkymilk。 ( ̄― ̄;;;
それでも、もし今、silkymilk の健側が86%の確率で発症すると言われても・・・ ( ̄― ̄;;;
silkymilk は、予防的全摘出は、やりません。
ただ、この数日間考えた結果、 「やめておいた方がいい」 とも言いません。 (―_―;
とにかく、その告知を受けた人が、一番納得のいく結論を出して貰えることを祈ります。 ( ̄― ̄°
・・・というか、その前に、そういうところまで考えてから検査すること。
妊婦さんの羊水検査しかり。
全てのDNA検査しかり。
最悪の結果が出ることまで考えてから、検査を受けることをオススメします・・・ (ρ_―。。