君への便りここはどこの細道じゃ秋谷屋敷の細道じゃ少し通して下しゃんせどなたが見えても通しゃせん彼が求める幻影の人知れずひっそりと咲きただ妖しく美しく この世を儚む生あるものを拒み 共に在ることを恐れ愛しむものなり彼が幸せを祈り天神様の元へと詠う五色かがりの光の中に人知れずひっそりと咲く「希望の花」菖蒲