私が弱音や泣き言を吐くのが苦手なのは
プライドが高くて、かっこつけで
ひねくれてるから
って思ってたけど、
それだけじゃないよ。
お母さんのことが大好きで、
お母さんに心配かけたくなくて、
しっかり者の娘として、精神的にお母さんのことを支えたかった。
そうゆう、優しい気持ちもあったのです。
去年、そんな、自分の中にある愛情に気付いて、本当に驚いた。
ダメな自分を認めよう!!
って頑張ってたけど、
逆に、
優しくて真面目で愛情深い部分とかも、ちゃんと自分自身で見てあげて、大切にしたいなぁって思いました。
でもね、
弱音を吐けないのが、理由を掘っていけば愛情からだったって、わかったからって、
長年のくせで、やっぱり私はまだ弱音を吐くのが苦手だし、こわい。
身についてない。
ええじゃないか文化祭でもらった役
カナタヒカルちゃんは
弱音をいっぱい吐くの。
だから
その役に入るのがこわかった。
自分でも、自分がどうやってカナタヒカルちゃんと仲良くなっていくんだろう?
って観察してた。
旺季志ずかさんに、役が決まってからの最初の稽古の時に
「あんた、やる気ないんやったらおろすで」
と言われた。
その時わたしは、しーちゃん(旺季志ずかさん)の情熱と、本気で接してくださる愛情を感じて、正直めちゃくちゃときめいた。
わたしなりの、カナタヒカルへと出会うことに、スイッチが入った。
でも、私のチームの演出の星川宇宙さんに
「ヒカルちゃんを馬鹿にするのをやめよう」
「自分でも自信がないって気付いてないとしたらどう?」
など、心に刺さりまくるお言葉を頂戴し、どんどん、自分自身とカナタヒカルの境界線が薄れていった。
でもね、自分の人生経験から湧き出してくるぶんだけでは、カナタヒカルが抱えてる男への怨みとかに全然足りない感じがしたから、
実は本番では、
客席中の皆さんの、
男への怨みをオラにわけてくれ!!!
って思って、1000人以上の皆さまの中にある男への怨み成分を勝手に吸収するイメージをしていました。
そして、それを集めて
「くそおとこー!!」
って叫んで、新宿文化センターの屋根の上、空に飛ばしました
みなさま、沢山の男への怨みパワーをありがとうございました!!!
こちらに、しーちゃんが、私のことを書いてくださっています







