mikasa yuiの「いつになったら死んでもいいですか?」

mikasa yuiの「いつになったら死んでもいいですか?」

うつ病と診断された私のエッセイと小説のようなもの。

Amebaでブログを始めよう!

私はクリニックから出ると、バイト先にすぐに電話した。

事情を話したところ、理解してくれとりあえずその日は家におとなしく帰った。


しばらく私はベンチに座り自分の状態を落ち着いて考えてみた。


この時私はひとまず親に自分がうつ病と診断されたことをメールで報告した。

そしてまたしばらくその場で座り込んでまた少し考えた。


うつ病。


最近ではそんなに珍しいものではない。

最近ではよく聞く病名だ。


大抵の人はうつ病と診断されれば、取り乱すかもしれない。

混乱するかもしれない。


不幸中の幸いか、私の知り合いにうつ病の人がいた。

高校時代から面倒をみていてくれた、お姉さん的存在だった。


高校時代からうつ症状が少し出ていたためか、彼女は私のことを気にかけていてくれていた。

当時もカウンセリングに通ってみてはいたが、ただの思春期と言われ、あまり良い対応はしてもらえなかった。

思春期のせいもあったかもしれないが、私はうつ気分になることが多かった。

そのため、このお姉さんは私の様子に気づきよく自身の体験を話してくれた。


うつ病とはどんなものか。

どんな人がなるのか。

どんな症状があるのか。


私はこの時初めて”鬱”というものを知った。


それまで甘やかされ呑気に育ってきた私は”うつ病”というものを知らなかったのだ。

しかしこのお姉さんに沢山話してもらっていたおかげで、私は”鬱”というものの偏見がなかった。


だから私はすんなり自分がうつ病であることを受け入れることが出来たのだった。