「怖い」へっぴり腰になってしまう。
このざらざらして、滑る足場、両脇には高度感満載の景色、そして手を使わなければ歩けないような岩場・・・・
なんで、こんなところに…
そう、今回は、八ヶ岳に来てしまったのだ。
先月、調子に乗って、テントで泊まるのもいいかも!なんて言ってしまったばっかりに、
丹沢の塔の岳の通称「バカ尾根」の途中のテント場で1泊するという山登りをしてきたのだ。
その時は、シャリバテ(栄養不足でバテちゃうこと:相方談)を起こして、ペースダウンしてしまった相方を置き去りに、超~快調に山頂まで登れた私は、さらに調子に乗ってしまったのだ。
そして、連れてこられた八ヶ岳。佐久の実家からは、よく見える山々だし、スキーとかの行き帰りに必ず目にする山々だったし、中学校の時に、学校登山で登ってもいたので、楽勝でしょう!ってね・・。
朝4時に起こされ、マイカーのセレナで諏訪へ。こんなに早く行く必要あるの??って思っていたが、
ガタガタの未舗装路の先には、駐車場に入りきれなかった車が、路肩にいっぱい!!こんなに山に登る物好きがいるのかぁ?!
そして、テント&食料等々を詰め込んだ、重たいリュックを背負い、歩き始めたのでした。

最初の目的地は、オーレン小屋。ここにベースキャンプを張って、今日は、硫黄岳へ、明日は、天狗岳に登るのだそうだ。まだまだ、余裕の私は「ふ~ん」って楽勝モード。
登山口からオーレン小屋までは、意外に近く1時間半くらいで着いた。途中、間近にニホンカモシカと遭遇したりで、

あまり荷物の重さを感じることもなく到着した。(ま、テントとか大荷物を担いでるのは相方だからね (笑))

オーレン小屋で、テントを設営して、もろもろ準備して
いざ出発!!

30分ほどで稜線に出て、夏沢峠に到着。目の前に見える「硫黄岳」の爆裂火口が、ものすごい迫力!!前に登った浅間山に似てるなぁ。。

そしてここに立っている山小屋、「ヒュッテ夏沢」…見覚えあるなぁ~。そうだ!小さく「旧コマクサ荘」って書いてある。20数年前中学生だった私が、やはりイヤイヤ連れてこられた学校登山で泊まったのは、まさしくここだった。やはりあの時の山は、この硫黄岳だったんだ!ってちょっとなんか灌漑深いなぁ。。

な~んて物思いに浸ることも許されず、黙々と、硫黄岳への道をひたすら、登ります。
つらいです。山登りなんて、嫌いです。

休み休み、やっとの思いで到着、硫黄岳(2760m)。 広い山頂は、風もなく、いい天気で、景色は最高でした。
目の前には横岳から続く、八ヶ岳最高峰の赤岳や、阿弥陀岳がはっきりと見えて、つらかった登りも報われます。(忘れはしないけどね。)

山頂で昼食にカップラーメンBigをいただきました。
山の上で食べるとカップラーメンはホントに美味しいねぇ。
あとは、赤岩の頭ってところから、テントのあるオーレン小屋まで下山するだけ。
なんだ、楽勝じゃん!私も結構体力ついて、山ガール、いやいやアルピニストの仲間入り!
ってことで、テントに到着。
まずは、本日の頑張りをねぎらって、乾杯! この一杯のビールのために登ったといっても過言ではないくらい 美味い!!


テントの中は快適で、ついついうたた寝を…
そうこうしている間に相方は、黙々と、お湯を沸かし、夕食の準備を・・
今回は贅沢して、いつものレトルト物以外に、ワインとか、チーズとか、生ハムとか・・
をいっぱい持ってきての宴会でした。

日曜日の朝、早立ちをしていく学生さんたちの声で、4時前に相方が起床。私が5時頃までだらだらしている間にいつも通り、お湯を沸かして、コーヒーを入れてくれました。ヨシヨシ。
その後、朝食を食べて、6時前に天狗岳に向けて出発、夏沢峠までは昨日と同じ道なので、楽々!
しかしその後、私には悪夢が!!
そうだったのだ、私は、高所恐怖症だったのだ。。
天狗岳までの道のりは、ザレたところが多いのだ、滑って歩きにくいのだ。

そして、とても狭い岩場、両側は断崖絶壁!!クサリ場!!
足がすくむ、顔がこわばる、笑顔が消える、、そして・・・「ブーたれる」のだ。。

いつも通り、ケンカをしながら、それでも足を前に運びながら、なんとかかんとか
頂上へ。天狗岳は双耳峰ってやつで、東と西の両方の峰がある。どっちか登ればよくない?
っていう意見は、当たり前に聞き入れられずに両方へ(泣)

一休みしたら、とっとと下山。でもこの下山が登るときよりもっと怖いのだ。
ひたすらピーピー言いながら、なんとかテントまで下山。
後はテントを撤収して、路肩に斜めに駐車してあるちょっと心配なセレナまで1時間ほどの道のり。途中パラパラと雨も降りだしてきた。無事下山したあとでタイミングが良かったわぁ。途中の尖石温泉縄文の湯
に浸かって、Skiシーズンによく立ち寄るところで馬刺し御前を食して中央道で帰途へ。
今度は、相方の地獄 中央道は45Kmの大渋滞でした。ガンバレー♪
さて、次はどこに行くのでしょう。
イヤイヤ連れていかれるのでしょうか?(笑)
このざらざらして、滑る足場、両脇には高度感満載の景色、そして手を使わなければ歩けないような岩場・・・・
なんで、こんなところに…
そう、今回は、八ヶ岳に来てしまったのだ。
先月、調子に乗って、テントで泊まるのもいいかも!なんて言ってしまったばっかりに、
丹沢の塔の岳の通称「バカ尾根」の途中のテント場で1泊するという山登りをしてきたのだ。
その時は、シャリバテ(栄養不足でバテちゃうこと:相方談)を起こして、ペースダウンしてしまった相方を置き去りに、超~快調に山頂まで登れた私は、さらに調子に乗ってしまったのだ。
そして、連れてこられた八ヶ岳。佐久の実家からは、よく見える山々だし、スキーとかの行き帰りに必ず目にする山々だったし、中学校の時に、学校登山で登ってもいたので、楽勝でしょう!ってね・・。
朝4時に起こされ、マイカーのセレナで諏訪へ。こんなに早く行く必要あるの??って思っていたが、
ガタガタの未舗装路の先には、駐車場に入りきれなかった車が、路肩にいっぱい!!こんなに山に登る物好きがいるのかぁ?!
そして、テント&食料等々を詰め込んだ、重たいリュックを背負い、歩き始めたのでした。

最初の目的地は、オーレン小屋。ここにベースキャンプを張って、今日は、硫黄岳へ、明日は、天狗岳に登るのだそうだ。まだまだ、余裕の私は「ふ~ん」って楽勝モード。
登山口からオーレン小屋までは、意外に近く1時間半くらいで着いた。途中、間近にニホンカモシカと遭遇したりで、

あまり荷物の重さを感じることもなく到着した。(ま、テントとか大荷物を担いでるのは相方だからね (笑))

オーレン小屋で、テントを設営して、もろもろ準備して
いざ出発!!

30分ほどで稜線に出て、夏沢峠に到着。目の前に見える「硫黄岳」の爆裂火口が、ものすごい迫力!!前に登った浅間山に似てるなぁ。。

そしてここに立っている山小屋、「ヒュッテ夏沢」…見覚えあるなぁ~。そうだ!小さく「旧コマクサ荘」って書いてある。20数年前中学生だった私が、やはりイヤイヤ連れてこられた学校登山で泊まったのは、まさしくここだった。やはりあの時の山は、この硫黄岳だったんだ!ってちょっとなんか灌漑深いなぁ。。

な~んて物思いに浸ることも許されず、黙々と、硫黄岳への道をひたすら、登ります。
つらいです。山登りなんて、嫌いです。

休み休み、やっとの思いで到着、硫黄岳(2760m)。 広い山頂は、風もなく、いい天気で、景色は最高でした。
目の前には横岳から続く、八ヶ岳最高峰の赤岳や、阿弥陀岳がはっきりと見えて、つらかった登りも報われます。(忘れはしないけどね。)

山頂で昼食にカップラーメンBigをいただきました。
山の上で食べるとカップラーメンはホントに美味しいねぇ。
あとは、赤岩の頭ってところから、テントのあるオーレン小屋まで下山するだけ。
なんだ、楽勝じゃん!私も結構体力ついて、山ガール、いやいやアルピニストの仲間入り!
ってことで、テントに到着。
まずは、本日の頑張りをねぎらって、乾杯! この一杯のビールのために登ったといっても過言ではないくらい 美味い!!


テントの中は快適で、ついついうたた寝を…
そうこうしている間に相方は、黙々と、お湯を沸かし、夕食の準備を・・
今回は贅沢して、いつものレトルト物以外に、ワインとか、チーズとか、生ハムとか・・
をいっぱい持ってきての宴会でした。

日曜日の朝、早立ちをしていく学生さんたちの声で、4時前に相方が起床。私が5時頃までだらだらしている間にいつも通り、お湯を沸かして、コーヒーを入れてくれました。ヨシヨシ。
その後、朝食を食べて、6時前に天狗岳に向けて出発、夏沢峠までは昨日と同じ道なので、楽々!
しかしその後、私には悪夢が!!
そうだったのだ、私は、高所恐怖症だったのだ。。
天狗岳までの道のりは、ザレたところが多いのだ、滑って歩きにくいのだ。

そして、とても狭い岩場、両側は断崖絶壁!!クサリ場!!
足がすくむ、顔がこわばる、笑顔が消える、、そして・・・「ブーたれる」のだ。。

いつも通り、ケンカをしながら、それでも足を前に運びながら、なんとかかんとか
頂上へ。天狗岳は双耳峰ってやつで、東と西の両方の峰がある。どっちか登ればよくない?
っていう意見は、当たり前に聞き入れられずに両方へ(泣)

一休みしたら、とっとと下山。でもこの下山が登るときよりもっと怖いのだ。
ひたすらピーピー言いながら、なんとかテントまで下山。
後はテントを撤収して、路肩に斜めに駐車してあるちょっと心配なセレナまで1時間ほどの道のり。途中パラパラと雨も降りだしてきた。無事下山したあとでタイミングが良かったわぁ。途中の尖石温泉縄文の湯
に浸かって、Skiシーズンによく立ち寄るところで馬刺し御前を食して中央道で帰途へ。
今度は、相方の地獄 中央道は45Kmの大渋滞でした。ガンバレー♪
さて、次はどこに行くのでしょう。
イヤイヤ連れていかれるのでしょうか?(笑)

































