こんにちは。
メイクと身だしなみの力でビジネスを加速させる
イメージアップスペシャリスト 青木美香です。
今日から八月。
毎日暑くて暑くてバテ気味だけど
家族旅行へ行ったり
オリンピックの結果に一喜一憂したりしながら
なんとか生きてます。
夏休み、長いぞーーー
さて、本題です。
今日は美容や外見を整えるのに直結する
メンタルのお話です。
先日、滋賀県産業支援プラザで開催された
「SWOTと禅」のセミナーを受講してきました。
こんなご時世でリアルのセミナーに参加するのも久しぶりで
ワクワクするものの
タイトルにもある「禅」
こちらは全くの未経験なのでちょっとドキドキもしていました。
「SWOT」は事業をしている方なら一度は耳にされたこともあるはず
「SWOT分析」のことです。
SWOT分析とは、目標を達成するために意思決定を必要としている組織や個人の事業上の競合やプロジェクト計画などに関係する脅威について、外部環境や内部環境を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の4つのカテゴリーで要因分析し、事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つである。
Wikipediaより
要は外的・内的要因両方から自社の強み弱みを分析して経営計画に役立てるフレームワークのことですね。
こちらは今まで個人的に何度かやる機会があり
ある程度理解していましたが、
SWOTと禅がどう絡むのかもとても興味深く思って参加しました。
講師は
経営コンサルタント・クリエイティブディレクター、グラフィックデザイナーなど様々な肩書きをお持ちの九里法生さん
養徳院 副住職の禅僧 横江一徳さん
のお二人。
まずはお二人のトークセッションからスタートしましたが、
このお話が本当に面白く勉強になったので
自身のアウトプットのためにブログに残しておこうと思います。
タイトルにもあるように
禅僧の一徳さんがおっしゃられたのが
禅とは
「あるがままを受け容れる心」
なのだということでした。
いろんなことが起こる世の中で
周りに流されるのではなく
ありのままを受け容れることができる自分でいること
わかっているようでなかなか難しいことですね。
美容業界でいうとわかりやすいと思いますが
日進月歩で新しいものが生まれるため
ついつい流行を追い求め
老いに逆らい
本来の自分を見失いがちになってしまいます。
自分らしさ
本当に自分に似合うもの
を見失って
必死に表面を取り繕うようになっていることって
あるあるだなと思って深く頷きながらメモをとりました。
そこを念頭に置いて
もう一度
自身の事業のSWOT分析をすると
きっともっと違った方向の今後が見えてくるなと思うと
もうワクワクしかない!
そしてそのあと
実際に
座禅のやり方を教えていただき
そこから参加者全員で座禅に挑戦しました。
これがまあ…大変。
わたし、身体が硬い!!
クッションを持って行ってなかったら
まじで死んでました。
持って行ってよかったあ。
決まった形で座り
ひたすら姿勢と呼吸に向き合うのですが
呼吸は以前ヨガや姿勢改善のトレーニングを受けていた時に
ある程度やっていたので大丈夫だったのですが
同じ姿勢を保つ(特に目線)ことって本当に大変!
わたし、幻覚が見えました笑
グレーの床が
呼吸とともに
どんどん緑色に変化していって
あれ?
こここんな色だっけ?
なんか緑色の模様がうねってくる…
て思いながら息を深く吸うとまた元のグレーに戻って
息を細く細く吐いているとまた
緑色が私を追いかけてきて…
というのを何度もなんども繰り返していました。
そのうちに
あれ?
これって夢?
私寝ているのかな?
ダメダメ起きないと
いやでもちゃんと呼吸数えられてるしな…
寝てないのかな
なんて
夢と現実の間を行ったり来たりしているような不思議な感覚にいる間に
鐘と拍子木の合図で終わりの時間。
他の方の感想をうかがっていると
同じように
「寝ているのか起きているのかわからなかった」
とおっしゃっていた方がいらして
ああ、あるあるなのかな?
と思っていましたが
後から講師のお二人に
・私はちゃんと起きていたのか(船を漕いで明らかに寝ている方もいらしたとおっしゃっていたので)
・緑色が見えたことについて
聞いてみるとなんと
「とっても真面目に座ってらっしゃいましたよ。
緑色に見えたのは
こうしなきゃ!と真面目に一点を見すぎて
そうなったのでしょうね」
とのこと!
…ああ。
わかる。
私、本当に真面目に
ずーーーっと一点見てましたもん。
言われた通りの形で座って
言われたように目線を落として
邪念を持たないように
言われた通りの呼吸をして
…って真面目に実行してました。
もちろん、
他の人はできてるのかな
とか
自分はちゃんと座れているのかな
とか
色々気になることはあったのですが
昔から
ハメを外したがる割には
根っこは真面目な性分なもので
今回も例に漏れず
「余計なこと気にしちゃだめ」
「こうあるべき」
の方が強く
ひたすら固まってました。
だから幻覚が見えたのね。(酸欠という噂も!笑)
納得でした。
この「真面目」というのは私自身の
強みでもあり弱みでもあると自覚していては
なかなか脱却できない部分でもあり
まさにそこと向き合うこととなって
一人驚いて笑えてきた時間となりました。
今こうしてまさか
自分の内面をまざまざと目の前に事実として叩きつけられることになろうとは。
これが
禅
というものなのかと深く考えるきっかけとなりました。
最後に
「禅って苦行に見えるのに
なんでやるんですか」
という質問に対しての答えが
「限界を知るため」
とおっしゃっていたのを聞いて
なるほどな
と思いました。
どこまで座り続けることができるのか
自分がどこまでやれるのか
これを知ることで中道を理解し
常にベストな選択をできるようになる
…納得ですね。
ああ。
本当に
深い学びを得た3時間でした。
素晴らしいお時間を
ありがとうございました。
自分をよく見せようと偽ってきたこと
その割には根っからの真面目が邪魔してなかなか殻を破れずにいること
私自身向き合って変えていかないといけないことは
まだまだあるけれど
ここに書くのはこのくらいにしておこうかな。
これを読んでくださった皆さんはどうですか?
「あるがままの自分を受け容れること」
できていますか?
今日は美容や外見を整えることにも直結する
メンタルのお話でした。
お読みくださりありがとうございます。
ではまた。
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