Traveling with my SS -2ページ目

あの頃

今まで僕は何度朝を迎えてきたのだろうか

ずっと「毎日」を繰り返して

気がついてみれば僕はもう「大人」になっている


あの頃はそんなことわからなかった

何が大切なことなのか

君がどれほど大切な人なのか

知らないうちに失ってきたものがたくさんある


だから人間は過去にとらわれ

哀愁を抱くのだろう


バイト帰り風を感じて 空を見上げた

過去。。思い出がなぜかやたらと懐かしく感じられた


たぶん僕だって普通の人間なんだろう

どうやら僕だって普通の人間であるようです

今このときに意味を求める

ただ僕は決まった運命の上を歩いているだけなのでしょうか

それとも真っ白なキャンパスに自由な絵を描き続けているのでしょうか


今 僕は毎日をひたすら消化し続けている

どこに向かっているのか 意味はあるのか


意味のない人生なんてない と漠然と言うけれども

本当にそうなのか そんなこと誰にもわかるわけないはず


たとえ僕という人間が世界中の何億、何十億もいる人間の一人であっても

僕のいる世界ではたったひとりの主役でありたい


オセロ

今日は仲間のバイクの納車

車種も年式もオレと同じSS

色違い

だからまるで兄弟


これからはお互いの癖がついていく

大事な大事な愛車になる


やっと手に入れたなもの

ずっと大切にしよう

と語り合った