人に近づくのが怖い、
居場所がない、
消えていなくなりたい
・・・
人を回避してしまう、
回避性パーソナリティ障害の
心の仕組みを研究中
静岡県東部(富士市)
リトリーブサイコセラピー
心理セラピスト
子間宮みか です

また悲しい事件が起きてしまいましたね。
一家四人が刺され
父親が亡くなってしまった事件。
ご冥福をお祈り致します。
被害に遭われた家族と
犯人とは面識がない(今の段階での報道では)
普通の家庭が標的になってしまった。
大変、残酷で許されない事件。
24才の犯人。
本当に狂った怒りをぶつけたかったのは
誰だったのでしょうか。
罪は償わなくてはならない。
けれど生まれながらに犯罪者に
なりたくて生まれてきた訳ではないのを
思うと、育ってくる段階で救われる
経験がなかったのか?
と寂しい心の環境が想像される。

犯人の青年の背景、生い立ち
そこに何があり
生き辛さを分かる人がいたのか。
ちょうど今読んでいる
岡田尊司さんの本、
「悲しみの子どもたち
─罪と病を背負って」
に、こんな一文があります。
「事件も病気も個性もそれぞれだが、
彼らには共通していることがある。
それは彼らが未来を失っていることだ。
それは、事件を起こし、
取り返しのつかない事態を産み、
時には、他人の未来を奪ったために、
一層そうなってしまっているのだが
実はそれ以前から、彼らは未来というものを失っていたのである。
非行や犯罪を犯し、
自由を奪われた身になることは、
その仕上げとでも言うべき
行為だったのだ。」
無関係な人までもが
巻き込まれていく。
最近はこのような事件が多く
胸が傷みます。
事件後に犯罪者を罰し
閉め出せば済む問題なのか、
もっと根元の大人達の問題では
なかっただろうか?
各家庭の中で
追い込まれている人が
いないだろうか。
もっと心理学が身近になって
早期に心の軌道修正、
例え一度でもいい、
心理に触れる経験が
あの時、心の闇を分かろうとした
人がいたということへの気付きになり
世の中への希望に繋がれば、
いつか頭が狂いそうに自制が
効かなくなりそうな時に
心に触れられた暖かさを
思い出し歯止めになるかもしれない
・・・・
もっと心理が身近になり
心に触れる事が出来る世の中になることを
祈りたいです。

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