人に近づくのが怖い、
居場所がない、
消えていなくなりたい
・・・
人を回避してしまう、
回避性パーソナリティ障害の
心の仕組みを研究中
静岡県東部(富士市)
リトリーブサイコセラピー
心理セラピスト
子間宮みか です。
いつもながらに
岡田尊司さん
(回避性愛着障害などの著者)
の本をペラペラと読んでいました。
本に出てくる青年は
10年以上のひきこもり。
その背景には生真面目な両親、
正論を一方的にまくしたてるタイプ。
正しいことを言うのは
当然だという思いが強く
本人にとってそれがマイナスということがどうしても理解できない。
実際、先生は本人以上に
親への指導が重要で、
本人への説教や命令はもちろん、
不満や当てこすりを言ったり
親戚の子供の話をしたり
助言やアドバイスをすることも
一切しないようにと釘をさし続け、
そして本人のペースやライフスタイルを尊重しありのままに受け入れるように
そうする事が回復の近道であることを
説明した。
↑ ↑ ↑ ↑ ↑
こんな風に助けを求める
場所があることも、
ましてや正論を当然と生きている両親に
助言してくれる人もいなかった環境に
いた方もいると思います。

画像おかりしました。
私も小さな頃から
やることなすこと命令と叱責、
ヒステリーと体罰の中で育ち
私自身は自由に考えてはいけない、
自由に行動してはいけない、
自由に感じてはいけない、
というビリーフにまみれ、
高校生になって
自分がなんなのかわからなくなり
全てがイヤになり、
登校拒否になりました。
もがいても、もがいても
正論と一般常識、世間体を
当ててくる親。
ガミガミ威圧して押さえ込み
親の言うとうり言うことを聞く
言いなりになる事がいい子と
強要する親。
高校に行きたくないと
毎朝扉を固く閉じ、
扉を挟んでの母とのバトル。
誰一人わかってくれる人はなし、
そのうち私は家出をしました。
そこで性被害に遭いました。
すごく怖い思いもしたのですが、
事件後「これで学校を辞められる」
大義名分が出来、
親が放っておいてくれるだろう、
と被害に遭ったこととは別に
安堵する私がいました。
派出所に逃げ込み
次の日事情聴取に来てほしいと
告げられた母は刑事さんに
「うちは被害者なんですから、
車(父の)が警察署に入っていく所を
誰かに見られたら噂されてしまう!
この子だけ連れていって。
パトカーではない車で
迎えに来てちょうだい!」
と。
母がその場からいなくなると
刑事さん二人は
「なんだ、あの言い方(上からの)は!」
と眉をひそめひそひそ話し、
怪訝な顔をしていました。
存在感がない私が、
すみません、と首をすくめると
気付いた刑事さんは
あの親だから・・・
こんな目に・・・
と思ったのか、
憐れみと同情の視線を向けました。
*******
リトリーブサイコセラピーに出会い、
木村貴子さんにセッションを
してもらいました。
解決したい事は
その幼少期からの親の支配と
扉を挟んでの毎日のバトル、
無理矢理 自分を明け渡せと
脅されているかのような感覚、
それとその時期、
性被害にあったことも
伝えました。
「性被害も扱ってもいい?」
そう聞かれ、
「あ、いいですけど、
怖いとかも感じてないんですよー、
だからなんともないですよー。」
と答えました。
セッションが始まり、
私の養育環境から17才で
加害者に襲われ....それを椅子を使って
2回ほど再現してもらったのですが、
「すみません、
なんとも感じないです(^^ゞ」
と私。
では、外側に立って。と。
そして今まで私が座っていた椅子に
インナーチャイルド(ぬいぐるみ)を
貴子さんは座らせました。
そして説明と幼少期からと
その加害者が現れ襲ってくる再現
・・・・
それを見た時に
呼吸が止まり
目を見開き、
過呼吸気味になり、
恐れと怒りと恐怖と
得体の知れない感情が沸き立ち
この子を助けなきゃ!と
インナーチャイルドを救い上げ
次の瞬間叫びながら
「地獄に落ちろー!!」
と加害者の椅子を蹴り飛ばして
いました。
そしてPTSD で守ってもらう
経験をしました。
それでも後からカタカタ怖い、
独りぼっちを感じ、それを伝えて
また守ってもらいました。
こんなに私は怖かったんだ。
独りぼっちで守ってもらう人が
いなかったから
それを感じたら生きていけないから
私は自分のために感情を切ってきたんだ、・・・愕然としました。
その後インナーチャイルドを
抱き締めると、
辛かったね~、怖かったね~、
今まで気づいてあげれなくてごめんね、
と抱き締め、
はじめてインナーチャイルドが愛しい
と感じる事が出来ました。
その後、数ヵ月この痛みが続き、
インナーチャイルドと共に
辛かったねー、と癒し続けました。
今は、安心安全な場所だから
26年の歳月を経て出せたんだ、
良かったと安堵しています。
感情を切っていると
自分をどこかで蔑ろにしてしまっている
実際、親との問題でも
助かりたいと思いながら
自分のことを大事に出来ていない
自分が何をしたいのか分からない、
などは
感情を切っている
と言うこともあると思います。
そこまで来てしまうと
専門の知識がある人に
丁寧に扱ってもらうことを
お勧めします。
感情を感じても大丈夫、
あなたは一人じゃない。

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