過去のブログ「自己愛性パーソナリティ障害のヤバイ教授」では、たくさんのアクセスをいただき、この問題に大なり小なり関わっている方が多いのではないかと感じました。そこで、今回はこの問題をさらに深掘りし、自己愛性パーソナリティ障害を持つ教授に共通する行動パターンや外見の特徴について詳しく触れていきたいと思います。
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の教授の特徴を改めて整理
NPDの人は、共通する行動パターンが見られます。以下に挙げる特徴のうち、当てはまる項目が多ければ多いほど、NPDの傾向が強い教授であると考えられます。
自分の意見を絶対視する
教授自身の考えが唯一無二の正解であるかのような発言を繰り返します。研究内容について他人から建設的な意見があっても、NPD教授はそれを自分への批判と捉え、意見した人は今後の攻撃対象にリストアップされてしまいます。
他者をおとしめる噂を流す
自分の優位性を保つために、学部内・学科内の教員の評価を下げる噂を流します。ターゲットになるのは、研究力があったり、学生からの評判がいい教員であり、ターゲットにされた人は、自分の知らないところで人間関係の崩壊に導かれます。
嫉妬深さが異常
NPD教授は、自分が他者に負けていると感じると、異常な嫉妬心を表に出します。この嫉妬は、研究力や学生からの人気など、さまざまな側面に向けられます。嫉妬の対象者が決まると、すぐに情報操作や悪い噂を流すことで、ターゲットの評判の落としにかかります。
恩を売っているような言い方や口癖
NPD教授は他人に何かを「してあげている」という考えが強く、それゆえに自分への賞賛という見返りがないと「あいつは恩知らず」という考えに至ります。年度末が近付くと、研究室の卒業生らが自分に「恩を感じていない」などと勝手に思い込み、結果、卒業式などの節目の場でも機嫌を損ね、「卒業式には出ない、謝恩会には行かない」といった子供じみた発言をして周囲を困惑させます。学生の方が大人な対応をしてその場をしのぐことになります。
論文ゼミでは内容の批判ばかり
研究室内で行われる論文紹介や議論の場では、論文を執筆した研究グループの批判ばかりを繰り広げ、自分の優越性を示そうとします。特にその論文内容が自分の見解と異なると「こんな論文がよく査読を通ったなぁ」などと発言し、真摯に他者の実験データを解釈しようとしません。
有名研究者との関係を誇張し、嘘をつく
学生が直接確認できないような有名研究者や外国人研究者との繋がりを引き合いに出し、自分の価値を高めようとします。しかし、その関係性が実際にどれほど深いかは疑わしく、自分の価値を高めるためなら平気で噓をつきます。
誇大妄想的な言動
NPD教授は、研究において根拠を示さずに「本当は自分が最初に発見していた」「以前から予見していたデータだ」「自分だけが取り組んでいる特別な研究領域」といった主張を学生に行い、自分の価値を強調します。時には、他の研究グループに対して「アイデアを盗まれた」「我々の真似事ばかり」「新規性がない」と非難することもあります。
学歴や資格、職歴を曖昧に誇張
自分の価値を高めるために、いわゆるグレーに盛って経歴を話します。何も知らない学生は騙せますが、ある程度経験を積んだ教員は不信感を持つきっかけとなります。
どこまでが本当で、どこからが嘘なのか分かりづらい
NPD教授の言葉は、事実と虚偽の境界が曖昧で、周囲はその信憑性に困惑します。自己主張や承認欲求を満たすために意図的に、かつ、巧妙に歪められていることが多いため、彼らの言うことが本当かどうかを見極めるのは非常に困難です。
自身に対する態度が成績の評価基準
学生や若手教員の能力や成果ではなく、自分への態度や称賛の程度を基準に評価を下します。この結果、ゴマをする人だけが贔屓されるという不公平が生じます。NPD教授の周りには、その恩恵にあやかりたいNPDの若手教員や学生が集まってくるという負のスパイラルが起こり得ます。
深い付き合いをしていない人には「いい人」に見える
NPD教授は周囲からの評価を意識するため、見知らぬ人や大勢の前では穏やかです。しかし、研究室学生や若手教員など、立場の弱い人の前では本性を現し、モラハラ全開になります。
いちいち会話に首を突っ込む
NPD教授は、やり手の若手教員などの動向に異常なまでにアンテナを張っています。誰かが自分の存在を脅かす可能性があると察知すると、その人の会話にすぐさま首を突っ込んできます。
冷徹な視線でターゲットを威圧する
意に沿わない人物や状況に直面すると、冷徹な表情で相手を見つめ、心理的な威圧感を与えます(詳細は以下)。
外見や行動に現れる特徴
NPD教授は、外見や仕草にもその特徴が現れます。特に「目の動き」や「顔つき」に特徴があります。
獲物を狙うような「爬虫類の目」
普段は穏やかで愛想の良い顔を見せますが、自分が不快に感じる状況になると目の動きが一変します。その鋭い視線は、「爬虫類が獲物を狙う表情」と例えられることが多く、相手に冷たさや恐怖を感じさせます。
般若のお面のような顔つき
特定の状況でスイッチが入ったように顔全体が緊張し、険しい表情に変わります。特に、他者に対する怒りや嫉妬が露わになる瞬間、この表情が顕著に現れます。
NPD教授の行動は、権力を利用した自己顕示や他者支配に集中しており、その結果、研究室内の公平性が失われ、健全なコミュニケーションが妨げられます。この状況は、学びと研究の場であるべき研究室を、むしろ緊張と不信感の漂う空間に変えてしまいます。
NPD教授は、「自分が絶対的存在である」という幻想に囚われ、社会的ステータスがそれを助長するため、自身の人格障害に気づくことはありません。そのため、自己改善や医療機関の受診に至るケースは皆無と言っていいでしょう。
重要なのは、NPD教授が周囲を疲弊させ、深刻なストレスが被害として現れる前に、第三者が介入し、問題を食い止めることです。研究室という閉ざされた空間では、被害者である学生や若手教員が声を上げるのは容易ではありません。特に、NPDという概念やその問題性を知らなければ、被害者自身に”気づき”がなく、置かれた状況を「仕方のないこと」「ただの不運」と片付けてしまい、孤立感を深める恐れがあります。
そのため、教育機関全体で具体的な事例を共有し、「自己愛性パーソナリティ障害」への理解を広め、被害者の気づきを促すことが重要だと考えます。
こうした取り組みが、研究室の健全な環境を守り、学問と教育の場としての本来の機能を回復させることにつながるのではないでしょうか。