これから日々気温が下がり始める秋頃から冬にかけて、手足などの末端や、腰、おなかなどの『冷え』を感じる女性が少なくありません。
『手足が凍っているみたいに冷たい』『腰が冷えすぎて痛いくらい』と、毎年のように辛い症状が出てしまう方はいませんでしょうか?
この冷え、実際にお体内の温度が低くなっているわけではないんです。
気温が下がるに従って体温のコントロールが難しくなり、手足や腰などの皮膚温度が下がってしまうことで、私たちは『冷え』を感じるようになります。
普段、私たちの体温を調整してくれているのは自律神経で、この自律神経が血管を収縮して全身に血液を送っています。
しかし、この自律神経のバランスが崩れると、血管の収縮がスムーズに機能しなくなり、血行障害を引き起こしてしまうのです。
自律神経のバランスが乱れる主な原因には、不規則な生活と精神的ストレスなどが要因としてあります。
さらに、この自律神経は女性ホルモンと密接に関係していて、生理前や生理中など、女性ホルモンの分泌が大きく変化しているときに、自律神経が乱れる場合があります。
そのため、『生理中は特に冷える』『生理の10日前頃に冷え性になってしまう』という女性がおられるように、冷えが周期的に症状として出る場合もございます。
◇ 注意点は冷え性が原因で病気になる場合も!
冷え性は病気ではありません、一度冷えを感じるとなかなか冷えから抜け出せない『冷え体質』とも言えます。
しかし、病気ではない冷え性が原因で、病気になってしまう場合もあるのです。
その一例が下記の病気です。
◎ 膀胱炎
◎ 腎臓病
◎ 胃潰瘍
◎ 関節リウマチ…など
また、病気ではなくとも、頭痛や肩こり、腰痛、下痢などの症状がでる場合もありますし、逆に、病気によって冷えが引き起こされることも稀にあります。
甲状腺の異常や動脈硬化などそれにあたります。
たかが冷えとは言ってられないのですね。
あまりに冷え性が辛いようでしたら、内科や婦人科への受診をおすすめします。
◇ 冷え性の改善方法って・・・?
冷えにはお体の表面だけではなく、お身体の内側から温めるようにすることが重要になってきます。
それには、『食事』『運動』『入浴』『温度差』の4つがキーワードになります。
そこで一つ々を確認していきましょう。
☆ 冷え性に効果がある食事・食べ物
冬は勿論ですが、夏でも熱いお茶を飲みましょう。
それがきつい時は常温で。食事でも、お蕎麦はざるそばではなく、かけそばにするなど、お体が温まるメニューを選ぶことを心掛けましょう、お体が温まる食べ物を食べることも冷え性の改善には効果的です。
ごぼうや大根などの根菜類や、イモ類、鶏肉や羊肉、豚足、赤身肉もお体を温める効果があります。
また、ショウガや赤トウガラシ、コショウ、わさびなどの香辛料も、血行を促進してお体を温めてくれますよ。
☆ 冷え性にはかんたんな運動で血行促進を
駅まで歩く、エレベーターなどには乗らずに階段でのぼるなど、普段の生活のなかでちょっとした運動を取り入れましょう。
因みに、就寝前にベッドの上で、軽くストレッチをするのも血行がよくなるのでおすすめです。
☆ 冷え性はぬるめのお湯でお風呂に入って
湯船の温度が熱いと、ゆっくり浸かることができないため、お体の表面しか温まりませんので、冷え性の女性には、37~40度のぬるめのお湯にゆったりと浸かってもらいたいと思いますし、それにプラスして半身浴も効果的です。
心臓より下の部分をバスタブに浸からせる半身浴は、下半身だけではなく全身をポカポカ温めてくれます。
これからの季節、寒さを感じる場合には、肩に乾いたタオルをかけてみてください。肩が冷えることもなく、半身浴を楽しめますよ。
☆ 温度差でも起こる冷え性
冬場の暖房、夏場の冷房。これらも冷え性を引き起こす要因になります。
室内温度と外気温の差を5度以内に抑えましょう。
差がありすぎると、それによって自律神経のバランスが崩れてしまうことになりかねません。
窓を閉めっぱなしにしないように、ときどき開けて空気の入れ替えをすることも大切です。





































































