今朝、9時にショートステイのお迎えが来た。せん妄で前回、5時間で早引きさせられたので、ほぼ1ヶ月ぶりの待ちに待ったショートステイ。
私は、朝からウキウキしていた。
母にコートを着せ、玄関のベンチに座らせ、後はお迎えを待つばかり。
時間通りに、ショートのスタッフさんは来られたのだが、手に何か持っている。
「コロナがまた流行し始めたので、念の為、抗原検査をしてもらいます。」と、おっしゃった。
鼻に綿棒を突っ込んで検査する。
母は、大暴れ。
何とか鼻水が取れて検査すると、何と何と出ました。くっきり、CとTのところに線が2本。
「コロナ陽性です。」だって〜!
「え〜っ、嘘でしょ?熱も風邪症状もないし、周りに誰もコロナの人の話聞きませんけど〜!」
と言うものの、
「無症状と言うこともありますし、今回は、残念ですがショートは中止になります。病院でちゃんとしたPCR検査をして下さい。」
と、言い残して、母も残して、ショートのスタッフさんは帰って行った。
あ〜天国からの地獄。
私は、まず訪看さんに電話した。訪看さんは、発熱外来をしている病院を紹介されてPCR検査をするように言われた。病院に電話すると、今日は12時半までだから、12時までに来てください。と言われた。
私もダンナも濃厚接触者やん。
3人でPCR検査を受けに行こう。
もし陽性出たら大変やん。
訪看さんやデイサービス、ダンナやダンナの職場など色々な人に迷惑をかける事になる。
とりあえず、間違いかもしれないので、検査を先に受けてからの話だと思っていたら、電話が鳴った。デイサービスのケアマネさんだった。
ショートステイから連絡が行ったみたいだ。
私は、「抗原検査で陽性が出たので、PCR検査に連れて行って、結果が出たらまた連絡します。」と言った。
するとまたすぐ電話が鳴った。先程のショートのスタッフさんからだ。
「検査キットの不具合で、もしかしたら間違いだったかもしれないので、もう一度検査をやり直してもいいですか?」と言われた。
もちろん、いいですとも。どうか間違いであって欲しい。じゃないと、周りにすごく迷惑かけることになるし、またしばらく、家から出られなくなる。
訪看さんに、すぐ電話すると、もう病院で簡易検査を受けに来られているところだった。
もしかしたら、検査の結果が間違いかもしれないと言う話をすると、間違いだったらいいね。とおっしゃった。
ショートのスタッフさんが、10分くらいして来られて再度検査された。
また母は、大暴れ。
抗原検査キットの線はCのところに1本だけしか出なかった。
「すみません。先ほどの結果は間違いでした。」
と、おっしゃられ、母を車椅子に乗せてショートに連れて行ってくれた。
あ〜、地獄からの天国
私の今日の気分は、上がったり下がったりまた上がったり、ジェットコースターのように激しく乱高下した。
訪看さんに、電話。
訪看さんは、「良かったね〜。私も今、陰性が出たところ。心配したね。ショートに行けたなら少しゆっくり休めるね。」と、おっしゃった。
「心配かけて、いろいろご迷惑かけてすみませんでした。」と、謝った。
私は、悪くないけど…。
それからケアマネにも電話して、間違いだったと伝えると、ホントにホッとされたみたいで、
「ホントコロナじゃなくて良かったです。」
と、おっしゃった。もし、コロナだったら、数日間、デイサービス営業中止になるところだっただろう。
あ〜、やれやれ。
ホント朝から疲れたよ。