今朝4時頃、人感センサーチャイムが鳴ったので携帯で母の様子を確認した。母は、ベッドから降り柵につかまり、パジャマのズボンを一生懸命下ろそうとしている。
ヤバイ!またトイレを間違えてる。私は階段を駆け降りる。「お母さん、ここはトイレじゃないよ。」とおろしかけたズボンを上げて、トイレに連れて行く。ズボンを下ろすか下ろさないかのタイミングで、ジャ〜〜〜!おしっこ溜まってたみたい。ギリギリセーフ!良かった。間に合った。
ベッドの上でおしっこされた日にゃ、あとの処理が大変だ。スマートホームカメラ様様だ。
昨日の夜中も、何度か人感センサーが鳴って、スマホでカメラの画像を確認したのだが、手足をあげただけなのか、トイレなのかが分かるので、無駄に3階から階段を駆け降りなくていいので助かる。
私は、母がご飯を食べなくなった去年の12月ごろから、ずっと隣のリビングのソファーで寝ていた。まともに歩けない母を夜中にトイレに連れて行く為だ。しかし、2ヶ月後にギックリ腰みたいになって、普段の家事をするのにも支障をきたすようになった。そこで人感センサーを付けて、自分のベッドで寝るようにしたら腰の調子は良くなった。
介護は、いつまで続くのか分からない。無理は禁物だ。介護者が24時間気を張り詰めていたら精神的に肉体的に疲れてしまう。介護サービスを利用したり、文明の利器を利用して、頑張らない介護を頑張ろうと思う。
昔、松本ちえこの、「恋人試験」という歌があった。その中の歌詞をふと思い出した。
0点なんかじゃ許さない
100点とるひと大嫌い
知っているのにワザとまちがえる
65点のひとが好き 好き 好き
こんな昭和の歌、誰も知らんやろうけど…