ネタバレ有りです!












2話(2) からの続き。


瑞貴のヤキモチが可愛すぎてたまらんです♪



主人公は中西ひなさん♪


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


夜は、ディナーショーを見ながら食事をすることになった。


憲太「すごいですね!シーフードもお肉もいっぱいですよ!」


昴「だが、味付けが鳴ってない。どうして観光地の料理というものは、

全体的にこうも大味なんだ」


ボンボンだな…(ぐりーの海司海外編のそらさんと同じ気持ちだわ、今)

出されたものはよっぽどまずくなきゃ、文句言わずにありがたくいただきなさい!


石神「観光地というより、アメリカの食べ物が全体的に大味なんでしょう」


そら「いいじゃん、べつに。腹ん中に入ればみんな同じなんだから」


ニッコリ笑顔で言い切るそらさん。

文句言わずに何でもおいしく食べる人が好き♪


海司「同感っす。このエビとか、超デカイっすよ!うん、普通にウマイ!」


普通にうまけりゃ、充分よ!


昴「…お前らは、腹がふくれれば満足なのか」


文句があるなら自分で作って食べてればいいでしょ。

でも、昴さんが作るなら、それも食べてあげてもいいよ(笑)

(↑だって間違いなく美味しいもん♪(≧∇≦))


そら「つーか、お腹もだけど、目の保養もしないとさー。

あの右から2番目のダンサーのコ、可愛くない?」


えーっ。私とどっちが?(←張り合うアラフォー/笑)


海司「それは興味ないっすね。んぐんぐ」


そーなの?海司、健全な若者ならちょっとは興味持たないと、

ソッチ疑惑掛けられるよ(笑)

主人公一筋でもココは瑞貴ルートなんだからさ(^_^;)報われないよねー


そら「そう?ざーんねん。せっかくあの子、ひなちゃんに似てるのに」


海司「へっ?」


昴「どれだ、そら」


昴さんまで食い付いたっ(≧∇≦)


桂木「お前ら…頼むから静かにしてくれ」


とか言いながら、目はどのコのことなのか探してるんじゃないっすか?班長(笑)


石神「あいにく、ひなさんになら、右から2番目よりも

左から3番目の女性のほうが似ていますがね」


ぶわっははははヽ(≧∇≦)ノ ヒデキもダンサーガン見ですかっ!!

しかもそらさん、ダメ出しされたー(爆)


桂木「…石神、お前まで…」


確実にお祭りSPに染まっているヒデキ(笑)



瑞貴「ひな。これ、食べる?」


そんな中、彼女しか眼中にない瑞貴くんが何か持ってきてくれましたよ。


ひな「うわ、フルーツの盛り合わせ?」


瑞貴「うん。おいしそうだったから」


ひな「ありがとう。瑞貴も一緒に食べよう?」


瑞貴「僕はいいよ。実は、さっきそこでちょっと味見して…」


海司「ひな~、果物食うか?…って、なんだ、もう食ってんのか」


なによ、瑞貴とお話中だったのにー!じゃまー!!


ひな「うん。瑞貴が持ってきてくれたんだ」


海司「そっか。お前、昔から果物好きだもんな」


ひな「ん」


海司「でも、食いすぎるなよ。お前、すぐに腹の調子おかしくするんだから」


ひな「ちょっと!そういうこと、ここで言わないでよっ」


そうよそうよ、瑞貴の前で腹こわすとか!


海司「ははっ。悪ぃ、悪ぃ」


ひな「だいたい海司だって、前にお肉の食べ過ぎで、お腹壊してたじゃない」


海司「バカ。今はちょっと食い過ぎたくらいじゃ何ともねーよ」


ひな「ホントに?」


海司「ホントだって…」


海司「…あっ、おい、瑞貴!」


瑞貴「んぐんぐ。…なんですか?」


海司「お前、人の皿のパイナップル、勝手に食うなよ!」


瑞貴「いーじゃないですか。油断してる方が悪いんですよ」


そうだよ。それに、それ私に持ってきてくれたヤツじゃないの?

ならいーじゃんっ。

あ、そらさんも食べる?海司のパイナップル♪

おいでおいで―(*≧∀≦)/


ひな「瑞貴の言うとおりだよ、海司」


海司「な…なんだよ、お前まで!瑞貴の味方して!」


そりゃそうよ。だって瑞貴は私の彼氏だもん♪2番目の…(笑)


瑞貴「当然ですよ。ひなは僕の…」


海司「だいたいな!ひなは、昔からオレに冷たすぎるんだよ!」


あ…瑞貴の台詞にかぶせたの2回目だよ、海司。

呪われるよー・・・(笑)


ひな「そんなことないですーっ。

っていうか、海司が私に優しくないのがいけないんでしょ?」


そーだそーだーっ!!


海司「うわ!よく言うよ!昔、さんざんオレに

ランドセルとか鍵盤ハーモニカとか持たせたくせに…」


ひな「そんな昔のことは忘れましたー」


瑞貴「……」


あ…瑞貴、消えた(笑)


海司「お前、オレがいじめたことは覚えてて、

オレが優しくしてやったことは忘れてるって、どういうことだよ」


ひな「え~?忘れたっていうより、海司に優しくされた覚えが、

あまりないからだよ。ね、瑞貴…」


ひな「…って。あれ?瑞貴は?」


海司「え?…アイツ、どこ行った?」


オイ…二人とも…



石神「何をキョロキョロしているんですか」


ひな「石神さん!あの…瑞貴を見ませんでしたか?」


石神「藤咲ですか?彼ならさっき

『かもめとおしゃべりしてくる』と言って、出て行きましたが…」


海司「え?こんな時間に、カモメなんているのか?」


ひな「…」


海司「ひな?」


鈍感海司には瑞貴の繊細な気持ちはわかるまい…


ひな「私、ちょっと瑞貴を探してくる!」


私は、レストランを飛び出した。


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


(カモメとお喋り…ってことは、きっとここだよね)


ひな「瑞貴…瑞貴…いた!」


瑞貴は、ぽつんと砂浜に腰を下ろしていた。


ひな「瑞貴ーッ!」


瑞貴「…ひな」


ひな「やっぱり、ここにいたんだ。…カモメは?」


瑞貴「……みんな、もう眠ってるよ。こんな時間だからね」


ひな「じゃあ、お喋りできなかったんだ」


瑞貴「…」


ひな「残念だったね」


瑞貴「ひなは?海司さんと、お喋りしてたんじゃなかったの?」


ひな「ああ、いいのいいの。海司は放っておいても」


だって海司だから(・∀・)


瑞貴「…」


横向いちゃって、拗ねてるの??


ひな「…瑞貴?」


瑞貴「ひなは…小さいころ、どんな女の子だったの?」


ひな「どうって…普通だったよ」


瑞貴「普通って?」


ひな「うーん…。すごく目立つわけでもなかったし…」


ひな「学校には、勉強するより、友達に会いに行ってたってかんじだったし…」


瑞貴「それから?」


ひな「家に帰ってきてからも、宿題は後回しにして、すぐに遊びに出かけて…」


瑞貴「海司さんとも遊んだ?」


ひな「うん。海司、ああ見えて、結構面倒見が良かったから」


瑞貴「…」


ひな「いや、でも海司はただの幼なじみだよ?もちろん」


私のほうはね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


瑞貴「………僕も、海司さんになりたい」


ひな「えっ!?」


瑞貴「海司さんになって、柔道やって、フランスに行って試合したい」


はい?(笑)


ひな「そ…そうなの?」


瑞貴「それから、班長と駅の立ち食いそば食べたり、

そらさんにムリヤリ合コンに引っ張っていかれたり

寝ているとき、昴さんに顔に落書きされたりしたい…」


…やっぱ合コンネタか(笑)いいのよ、過去にいくら遊んでても!

今は私だけだから~(*≧艸≦)

ってか、それより昴さん…なんてことしてるんですか(笑)


ひな「そんなことされてるんだ、海司……」


哀れだねーwww(*≧艸≦)


瑞貴「それから…ちっちゃいひなと、いっぱい遊びたい…」


うっ…可愛い。キュンキュンする!


ひな「…瑞貴」


瑞貴「ひなのランドセル持ったり、一緒に海に出かけたり、…そういうこと、したい」


ひな「…」


瑞貴「ひなのこと、誰よりも一番知っていたい…」


ひな「…瑞貴」


選択肢


A:一番は瑞貴だよ B:過去よりも今だよ C:それってやきもち?


一番はそらさんなので(笑)

あんまりみんなが選ばなそうなCで!


ひな「それって、もしかしてやきもち?」


瑞貴「……そうだよ」


かーわーいーいー!!

横向いた照れ顔です。


ひな「ヘンなの。…私が誰を好きなのか、瑞貴、知ってるはずでしょ?」


瑞貴「…」


ひな「飛行機の中で、ちゃんと言ってくれたじゃない」


瑞貴「…うん」


それでも、瑞貴はまだ少し唇を尖らせている。


拗ねてるー(笑)


(瑞貴には悪いけど…)


くしゃくしゃ…っ


瑞貴「…なんで頭なでてるの」


ひな「可愛いなぁって思って。瑞貴でも、いじけることってあるんだね」


主人公も萌えちゃったんですね、拗ね瑞貴に!!!私もよ!(爆)


瑞貴「あるよ。…本当は、結構不安だもん」


瑞貴「班長は大人だし、昴さんはカッコいいし、

そらさんは女のコの扱いに慣れてるし、海司さんは…」


そらさん…誉められてるんだろーか(笑)


瑞貴「海司さんとひなの間には、ときどき僕でも入っていけないもの、感じる…」


ひな「そんなことないのに…」


瑞貴「こういう僕、ひなは嫌い?」


可愛いな、もう。瑞貴じゃなきゃ許されないセリフ(笑)


ひな「嫌いじゃないよ。でも、いつもの瑞貴のほうが好きかも」


瑞貴「だったらなぐさめてよ」


ひな「え?」


瑞貴「いつもの僕になれるように、責任とってなぐさめて?」


え…なんの責任??

あれ?可愛いと思ってたら、なんか黒いモノ、出てきた…?

…って、場面転換!?アレ!?




……わけのわからないまま、3話(2) に、続く―