19世紀のイギリスを舞台にした海外ドラマ
「ペニードレッドフル」
観たのは数年前ですが



魔女にヴァンパイア、
狼男にフランケン、人造人間、不老不死
そんなキャラが盛り盛り
出てくるダークホラー



美しいエヴァ・グリーンの演技が秀逸で
めちゃくちゃのめり込みました


主人公の霊媒師ヴァネッサは

過去に過ちを犯してしまい

後悔と闇を抱えながら


行方不明の親友を仲間と共に

探し次々と奇怪な出来事に遭遇していきます





中でも印象深いお話があったのが

season2のepisode3↑


黒魔女達につけ狙われているヴァネッサが

避難場所を求め魔女の家へ訪ねて行きます




魔女から薬草の知識を学びながら

歩くシーンがあったんだけど



不思議と

とても懐かしい感情が湧いてきましたおねがい




本来、魔女とは民間療法士さん的な役割で

人を癒す為にお薬を処方していた

善良な人達だったと思う



だけど

人々の果てしない欲望は尽きる事がない


優秀な魔女さんは悲しいかな目立つ…悲しい

時の権力者がその能力に寄ってきます



そして利用されて

悲しい結末になったりなんかして…





大河ドラマの「光る君へ」も

安倍晴明が兼家に呪詛を頼まれてましたね



やだやだ…


おっと話が逸れたぜ





束の間、平穏に暮らしていた

ヴァネッサ



黒魔女が仕掛けてくる狡猾な罠が

徐々に徐々に忍び寄り

迫害、魔女狩りに遭ってしまいます



そしていよいよ黒魔女との対決が

繰り広げられていきますが

もうめちゃくちゃ胸が痛い

エピソードでしたぐすん


 


大切な人を失う悲しみ



誰も傷つけないよう

闇を抑え込みながら

生きていく苦悩



人造人間やフランケンシュタイン

娼婦や狼人間が抱える秘密と罪



同じ孤独な魂達に深い慈愛を持って

寄り添うヴァネッサ




とにかく切なく

それぞれの悲しみに共感してしまいました




光と闇が共存する主人公

ヴァネッサを演じるエヴァ・グリーンは


乗り移ったかと思われるほど

ヴァネッサそのもので



体当たりな演技は

辛くなるほど心揺さぶられる

ものがありましたよ







この方

役から抜けるの

大変だったんじゃないかな