その後の、ご報告です。

相変わらず、不正出血は続いています。
ただ、先週よりは
ほんの少し、落ち着いた感じです。

前回のブログ更新時は、
1日の出血量が約300gでしたが、
ここ2日ほどは、その半分くらいに。
けれど、かなりムラがあります。
落ち着いてきたな、
もう大丈夫かな・・・と思い、
紙おむつから、普通のショーツに
戻した途端に、
夜用のナプキンが1時間も
持たないくらいの
大量の出血があったり・・・。

それでも、失血による
ショック状態的な症状が出ないのは、
長く続く貧血に
からだが慣れているんだろうなと思います。

6/4に外来受診だったのですが、
いつもの採血の結果、
血小板に減少が見られる、
貧血が進んでいる、とのこと。
でも、治療が必要なレベルではなく
このまま様子を見ましょう、ということでした。
血小板減少は、輸血するほどじゃないけど
抗がん剤投与は不可、のレベルのため、
投与スケジュールは延期です。

そんなわけで、
体調も日々ムラがあり、
からだを起こしていられる日もあれば、
横になっていたいかな・・・という日もあり。
今日は、起きていられるので
ブログ書いてみました。
この先も、またお休みが
たびたびあるかもしれません・・・すみません。

横になってるときが多く、
でも、父の理解が得られないので
横になりながら
ネットにつなぎっ放し・・・は出来ず、
仕方なく、テレビをつけてたりします。

それで、ぼーっと見ていた、
ローカル局のCMに、
思うことがありました。

それは、子宮頸がんのキャンペーン、
というCM。
「二十歳になったら検診を受けましょう」
「誰でもかかる可能性のある病気です。
そのときのために、経済的にも備えましょう」
という内容です。

わたしは、子宮体がんという癌で、
40代以降の世代に増えている、という病。
若い人でも発病する方が増えている、という
子宮頸がんとは違うわけですが、
それでも、自分が癌になってみて
嫌になるくらい、つくづく感じるのは

あれ?と思った時点で、
受診しておけば・・・・。
そうでなくとも、定期がん検診を
受けていれば・・・・。

という、早期受診しなかったことを
後悔する思いと、

生命保険に加入しておけばよかった・・・。
せめて、少しでも
貯金をしておけばよかった・・・。

という、経済的な備えを
怠っていたことへの後悔、です。

不正出血、実は数年前からありました。
もともと生理時の出血が多いほうだったし
凝固血が出て、驚いて、
親しい女友だちにそれを話しても
「あたしもそのくらいのが出ることあるよ」
って言われて、
"特別におかしなことではないんだ"って
自分に都合の良いように
解釈してしまっていました。

糖尿病も、しかり。
勤務先では、パートでも年に一度、
健診を受けなきゃいけなかったのですが
直近の2年ほど、
糖尿に関してはグレー判定でした。
血圧も高かったし、
なにより、誰がどう見ても
ものすごく太っていましたから、
成人病を疑って当然。
年齢を考えても、受診すべきでした。

放置した結果、
救急車で運ばれる状態になり、
検査をしたら癌。
それも、かなり進んだ状態で見つかり、
今に至ります。

入院してても費用はかかるし、
自宅療養になっても、
抗がん剤投与にプラスして、
週1度の受診費(CT、採血、細胞診含む)、
服用している薬代、
病院までの交通費など
もろもろで、かなりの金額が出ていきます。
医療費上限を抑えるための
公的制度を利用しても、です。
(払いすぎてる分もあるので、
それは年度末に申請して戻せると思うけど
それでも来年の話、です)

生命保険に入っていれば・・・。
入院保障や、通院特約がつくものなら
それでカバーも出来たと思います。
せめて、半分でも生命保険で
フォローできていたら・・と思いますよ。
仕事もパートで、国保のみの加入ですから
社保ならば受けられたであろう、
休業中の手当てとかも一切無し。

そして、発病してしまったから
この先、完治しない限りは
生命保険に加入することも
出来なくなっちゃいました・・・・。

言いたいのは、
からだのことで、少しでも「あれ?」と思ったら、
受診してほしい。
症状をネットで調べて自己判断するとか、ダメです。
自分の目で、直接見れない場所のことほど、
不安に感じたら、受診しましょうよ。

加えて、市や町の制度で、がん検診などの
定期検診を受けられる方は、
ぜひとも受けてほしい、ということ。
案内の葉書や封書が届いたら、
必ず開封して見てくださいね。
無料ないし、少ない自己負担額で
検診を受けられる場合が多いと思うし、
受診について経済的に不安があれば
お住いのお近くにある保険センターに
相談するのが良いと思います。

そして、
パートやアルバイトでお仕事されてる方や、
会社に所属しない、フリーでお仕事されてる方ほど、
万が一のときのための、
経済的な備えを具体的に考えてほしい、ということ。

なにより、
今、これを読んでくださっている、あなたが
万が一のときに、後悔しないために。
ただ、そのためにだけ。

婦人科系の症状で、
受診をためらっている方も、
いらっしゃるかと思います。

下着をとって
診察台に上がる不安・・・・
わたしもありました。

でも、勇気を出して1回だけ、
受診することで
今のわたしのように、
何度も診察台に上がらずに
済むかもしれません。

人は、長い人生の
そのときどきで
「選択」をしながら
歩いているのだと思います。

運命とか宿命によって
支配されてるものなんて、
そうそう無い、と思うのです。

ゆえに、
人生のそのほとんどは
自身の選択によって
形成されたものだと思います。

何を、どう選択するか。
大切なことですよね。

このブログを
ご覧くださった方が、
ご自身にとって
良い選択を続けてほしい。
そう願っています。