価値という言葉自体には、評価的なものが含まれていると思う。

価値とは、例えば、
○その事物がどのくらい役に立つかの度合い。値打ち。
○どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。またその大切さ。ねうち。

などと説明されている。


自分に存在価値がないと思っている場合は、どういう気分か言葉では説明できないが、苦しい気分なんだと思う。
例えば、他人に必要とされていないと感じたとき。
他人から拒絶されたとき。
居たたまれない気分。→周囲から拒絶されたり責められたりしているような気分のとき。
などだろうか。

でも、そういうときでも、だから自分はダメだと感じずに、だったら自分のために時間を使えるんだ、好きなことに時間を使えると感じればそんなに苦しくないだろう。

つまり、他人からみて価値がない→から→自分はダメと感じると苦しい。
他人から見て価値がない=他の重要なことはない。それが生きがい。他にやることがないと感じているからだ。
自分のために時間を使うことに抵抗がなければ、他人から見て価値がなくてもあんまり深刻なダメージにはならないだろう。

だが、他人に必要とされること、役立つことはより幸せな気分をもたらすし、純粋に他人から必要とされなければ収入を得ることも難しいから、なかなか大変だとは思う。

しかし、多くの場合、本当にそうなのかというよりも、勝手にそう感じて苦しんでいる場合が殆どなのだと思う。