何故ゲーム番組が、日曜10時というレッド・オーシャン(裏番組に「おしゃれイズム」「Mr.サンデー」など)に生き残れているのか?2019年9月22日(日)放送回を見て、思ったことを私なりに考察してみたい。

 

この番組の肝は、ずばり「オフ感」「休日感」を感じさせてくれる演出、構成である。人気芸能人がまったりと会話しながらゲームをする。視聴者はその「雰囲気」をテレビの前共有することによって、ある種の心地良さを感じるのである。

テレビを見るとき、同時にスマホをいじる人は多いのではないだろうか。高次情報社会の現代において、自分の知りたい情報はスマートフォンを通じて得ることが出来るようになった。メディアとしての重要性(特に若い世代にとっての)は、テレビよりもSNSやインターネットが勝るようになったのである。ならば、今テレビに求められる価値は、「テレビ前の空間を心地良い空間にする」ことではないか?

 

要は、あまり何も考えず、まったりと見れる、なんとなく共感が出来る、「ゆる~い」テレビは、現代の若者志向に綺麗に合致しているように思えるのである。これまでもそういった番組が好まれなかった訳ではないが(街ぶらものなど)、今後は特に、そういった番組が増えていくのでは無いかと思う。同局の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」もそうだと思う。

何か作業しながら、ラジオ感覚で聞けるのは良い。今後もチェックしていきたい番組だ。