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いまから5年前。
わたしは一度死にかけました。
ほんとうに。
4年前、わたしは一度死にかけた。
— Mika Connolly (@europe_life15) August 12, 2018
スキーの衝突事故で、20分ほど意識不明の昏睡状態だった。
幸いにも、後遺症や脳への異常などなにもなく無事だったんだけど、このとき命を失っていたら、あたり前だけどここにいま、わたしはいない。
それを思い出すたびに、1日を過ごせる幸せをかみしめてる。
スキーが得意な夫を追いかけて
ちょっとだけスピードが出てた。
そしたら、、、
ドン......
衝突事故を起こして
意識不明の昏睡状態に。
スキー場から救急車に運ばれて
ニース市内の病院へ転送。
（当時はフランスの地中海沿いに住んでました）
脳しんとうを起こしての気絶だったのと
衝突の瞬間、地面に倒れた瞬間、
脳への懸念はつきなかった。
夫が付き添ってくれていたほか
義両親もかけつけてくれて
わたしの顔を見るなりホッとしてた。
半日の検査のあと
脳への異常もなく、骨への異常もなく
ただの打ち身で済んだのが奇跡だって
お医者さんが話してくれました。
打ち身はハンパなかったけど
（息するのも痛かった...）
無傷だったのはほんとに奇跡かなって。
スキーの山中
意識不明なわたしに向かって
「Mika！Look at me！Look at me！！」
って何度もなんども
声をかけてくれていた夫の声は覚えてる。
あの日、わたしは九死に一生を得た。
生き返ったのだとおもう。
ナニゴトもなかった今だから言えるけど
意識不明の空白の20分で
夫はわたしが死んでしまうんじゃないかと
ほんきでほんきで怖かったって話してくれた。
あのときの怖さにくらべたら、
日常生活のささいなことは比にならないって。
わたしが目覚めたのは
夫の想いが伝わったからだとおもう。
「声」にのって
夫の強い想いが伝わってきた。
わたしに意識がなくても。
こうしていま
しあわせに暮らせているのも
夫のおかげだと心からおもう。
あの日、
夫に目覚めさせてもらったから
いま、わたしは、ここにいる。
夫には感謝してもしきれません