mamaのブログ

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2022年11月シコリ発見
2023年1月ステージⅡ乳ガン
2023年3月右胸全摘手術
術後ステージⅡからステージⅠへ
リンパ転移無し、非浸潤
だけど治療はフルコース

でも今やれることはやっておく

今日なんだか改めて思い返してみた


シコリに気がついた時。

本当にただ偶然

たまたま寝る時に

右胸当たりに手を置いた

 アレ?こんな所に前から塊があったっけ?

一瞬ビビって手を離した

だけどやっぱり気になる…

もう一度触ってみた

 え?なんでこんなコリコリに今まで気がつかなか ったんだろう…いつからあったんだろ?

すごく怖くなったのを覚えてる。


もう眠れなくなってた…

目を閉じてもドキドキが止まらない

 ガンだったら死ぬんだな…

そう思ったら涙が止まらなかった…


早く何とかしなきゃ!

朝病院が始まる時間すぐ予約の電話した

ひとまず検診もしばらく受けてないから

診てもらおうと思った


でも予約はしばらく先…


普通に生活しながら

普通に仕事しながら

いつも何をしてても頭から離れない

そのストレスったらハンパない

不安・恐怖・死…

ずっと負のループ


ご飯も美味しくない

仕事も上の空…

人と会話してても…その頃の記憶が無い

頭の中は全部

ガン・死に支配されてた。


あの頃は

シコリ・乳ガン=死

そう思っていたから

治療とか、手術とか

そんなこと1ミリも考えなかったから

もう目の前に死しかないって

思い込んでいて

きっと

笑っても本気で笑えなくて

会話もわけわからないコト言ったり

心が死んでたと思う。


受診して

乳ガンと告知され

泣く間も無く

まだ行きたい!って強く思った。

泣きたい気持ちだったけど

気の強い私は

泣くよりまず

気の強さが勝ち

先生が部分切除の説明をしてくれている時、

 全部取ってもらって構いません!

そう言った事は頭に残ってる。


その時の気持ちは今あまり覚えがないけど、

悪い所が少しでも残るより

少しでもリスクが回避出来るなら

無くなっても構わないって思ったんだと思う。

私の性格なら…今思うと…そう思ったに違いない


家族に話した時も

泣いてるママなんか見せたくない!

そう思って一度も泣いてる所見せてない。

 自分の事は自分でケリつける。

 でもこれから迷惑かけるよって。

家族はバックアップすると二つ返事で言ってくれた


まずは検査検査の日々。

会社には全て話し、気持ちが仕事って思えないから休職したいと話した。

もちろん会社はOK

心配しないで治療に専念して欲しいと。

経過は教えてねって。

戻る場所はあるからって。

ひとまず、戻れる場所があるのは安心した。

乳ガンの告知から1ヶ月ちょっとの所で

完全休職に入った。


まず自分なりに出来ることを始めた。

食事を見直した。

今思えば…

この告知の前、数年の間に

とても体重が増えて、

もちろん気になってダイエットしたりしていたけど、全く成果が出なくて、1gも減らない…

ずっとおかしいなぁって思ってた。

乳ガンはガンの中でも痩せないって

何かで目にしたことがあった…

そういうことか…と…

もっともっと、自分の体に目を向けて気をつけていたら少しは違ったのかな…と泣きながら反省した

すごく悔しい思いが湧き出てきた。

でも、もう遅い。

それなら今できることを少しでもしよう。

気持ちを入れ替えた。

で、食事を少しでも見直し改善し

良い方向に行くように心がけた。

意識的に歩くようにもした。

出来る努力はしようと。

仕事も休めたことで

部屋の片付けにも没頭した。

断捨離もした。

実は私は綺麗好き。そして所々潔癖。

仕事してる時は見て見ぬふりしてきたけど

家にいるとやたらあちこちが気になる。


乳ガンの手術の日取りが決まり

気持ちが少し安心してきたら

メキメキ片付けも進む

私がもし死んだら

残したみんなに迷惑がかからないように

どんどん捨てて、どんどん譲って

モノを減らして…


でもコレには訳があって

身の回りを整理することで

気持ちを前向きにしていた。


手術が終わったら

一歩前進出来るようにって。


病理検査の結果

抗がん剤×4

分子標的薬×18

ホルモン治療×5年

ひとまず、治療が出来るという安心。


副作用が怖かったけど

辛いことは乗り越えることはできる!

きっとイイこともまだある!

そう言い聞かせて

家族も応援してくれてるし

頑張らないと

みんなを悲しませたくない

まだまだずっとみんなと一緒にいたい

そんな思いしか心になかった。

絶対辛くても乗り越えよぅって。


まだ分子標的薬は3回残りがあるけど

今までひどい副作用も乗り越えてきた

だからコレからだって

多少辛くたって乗り越えてやる


そして今

そんなこと考えて、思い返して

ダラダラ書き出してみたのでした…


ガンに罹患しても

まだ今生きてる


まだまだ生きたい


涙が出てきたから

一旦終わります


長々とお付き合いいただいた方

ありがとうございました


また振り返って書き出します。