さて、私が、自分たち親も応援席で見ることを
しっかりと息子に伝えていなかったがために、
波乱の幕開けとなった運動会
「自分だけのけ者にされている!」
と思った息子は(たぶん)
すっかりご機嫌を損ねてしまった
どうにか機嫌を直してもらおうと、
「ここで応援してるよ!」
と、出川並みな大げさなリアクションで伝えてみたり、
はたまた、全くこちらを向いてくれないのは(詳しくは「その1」 参照)
自分たちが真正面にいるのがいけないのかと思い、
ちょっくら人ごみに隠れたりしてみたが、 ←迷走中
鉄壁の能面フェイス(;´Д`)ノ
そうこうしているうちに、息子のクラスのお遊戯②が始まってしまった。
お遊戯といっても、うちの保育園のプログラムは、
例えば平均台を渡ったり、フラフープをくぐったりという
運動的なものになっていて、
いわば、「あれが出来たよ」「これも出来るようになったよ!」という、
生活発表の場になっている。
(ほかの園では違うのかな?)
果たして、あんなヤル気のない様子で
無事にこなすことは出来るのかと、ハラハラしながら見守っていたら・・・
いちおう粛々とミッションはこなすものの、
やらされている感 大
まるでノルマをこなすサラリーマンのような、
投げやりな姿勢を感じるわ・・・。
平均台も、最初から渡る気ナシ(・∀・)
ふつーに、片足地につけて、てれてれと歩いていたのだけれども、
それでもこの後、ダンスに移ったら、
ようやく自然と、笑顔が戻り始めた。
踊るのは苦手なようで、
相変わらず棒立ちのままだったけれども、
先生を追い掛け回すシーンでは、
嬉々として走り回っていて、
そんないつもの笑顔の、眩しいことといったら!(ノ◇≦。)
その後の親子競技では、もちろん私が出たわ!!
仲直りのチャンスだもん。
「ごめんね」と謝ったら、
待ってました!とばかりに、首根っこに捕まってきて、
ようやくいつもの、甘えん坊に戻ってくれた。
いやあ、今回は、色々学んだ。
当たり前だけれど、あんな小さくても、自分の考えしっかり持ってて、
わらわらと沸いてくる色んな感情と、
彼なりに、一生懸命対峙しているんだよね。
たった2歳でも、こんな風に、ズレがあるんだもん。
自分の中にある、小さい頃のままのイメージで
子どものことを必要以上に子ども扱いして、
親はだんだん、子どもに失望されていくのかな・・・
なんて、ちょっと思った。
無表情でも、雄弁に語る能面フェイスに
色々教わった運動会だったわ。
来年は、どんな風に変わるのかな~。
きっともう、登園から、皆で行けるようになるのかしらね( ̄ー ̄)