新月 | みかじんのブログ

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息子の食物アレルギーと自分のアトピー性皮膚炎のこととか、日々のアレコレ。


同窓会に行くか?行かないか?

くらいで、ちょっと大袈裟に騒ぎ過ぎなんですけど、
なぜ私は悪い思い出ばかり抱えて、
昔の自分のことを嫌いになりながら生きてきたのか?
同窓会の返事をするときに、記憶を辿りながら考えてみました。



そうしたら、どうしてもある時期に行き着きました。


それは、小学校の6年生の時に父親が亡くなった時です。


実は私、父のお葬式の時に泣かなかったんです


それを、ある親戚の伯母に
「なんであの子は泣かなかったんだ。冷たい子だ」と母が言われ、
それを私にそのまま伝えたんです。(全く何も考えてない母なもので



話が前後しますが、父は亡くなる前、
数カ月間入院していました。


亡くなる日、危篤の知らせが病院からあり、
真夜中、姉と共に祖母に連れられて、
父の入院する病院へ行ったんです。


お医者さんが最後の施しを試みている時、隣の控室にいました。


その部屋で待っている時、突然、私の目から涙がボロボロ落ちて来ました。


なんでか分からないんですが、涙がボロボロ。


で、泣いてたら、母に叱られたんです
「お父さんはまだ生きているんだから、泣いちゃだめでしょ」って。


確かに。。。


で、そんなタイミングで泣けるのに、お葬式の時に泣かないから、
母も「この子は可笑しな子だな~」って思っていたそうです。


今なら、オバサンになにを言われても平気ですし、
当時の、心配する母の気持ちも理解できるんですけど、
12歳の子供だもので、そんなこと言われたらへこみます。



ここのところからたどってみて、
自分がある考えに囚われていたんだと気づいたら、
何かが溶けるように、気持ちが楽になってきました。


あのころくらいから、
周りの顔色をうかがいながら、行動をするようになっていました。
「周りと同じでなければいけない」「○○はこうあるべきだ」などと。


でも、誰も「そうしなければならない」なんて、私に言ってませんでしたから。
私が自分の考えを強く持てば良かっただけの話だったんです。
勝手に自分で判断しただけだったんです。



今、あの頃の自分に会うことができるなら、手を差し伸べてあげたいです。



 今日は新月ですね
私の心の整理、読んでいただいた方ありがとうございました 。