買ったのよ
念願の電気炉
周りも片付けて
温度調整がついてる
アートクレイシルバーの焼成で
プログラムされている(T_T)
ふむふむ
まったくわからん( ̄□ ̄;)
説明書には
¨アートクレイシルバーに合わせてあるから
いじったら変わるぴょん¨
いや…
これは0~1000度まで使えるので
私が使いたい機能はガラスの徐冷なので
十分過ぎるんだけどね
う~む
再度説明書を読む
¨熱くなるから、気をつけてね(はぁ~と)¨
知ってる
炉っていうぐらいだもん
ペシッ
↑説明書を投げた
hitochi様に頂いた
ガラス製のダダ
可愛い(* ̄∇ ̄*)
ところで
なんで電気炉が欲しいの?って聞かれたことがあって
自分の備忘録的に書いてみると
(わたしの理解力だから、あてにしないようにね
ガラスは
暖めると体積が増える
これを数値にしたのが
膨張係数っていうもの
ガラスメーカーによって色々ある
違う膨張係数のガラスを合わせると
溶けて柔らかい状態は大丈夫だけど
冷めていく段階で
膨張係数が低いものは早く冷めて縮んでしまい
膨張係数が高いものはゆっくり縮んでいくので
その縮む差がヒビとなって割れるのだ
常温のガラスは
ガラスの中では分子同士が
仲良く手を繋いでいるので
安定している
それを暖めると
一旦手を離す
↑
この時のガラスは柔らかいので
加工したりする
で
加工終わったら
また常温に冷ましてあげる
=離した手を再び繋ぐ
でね
ここからがちょっと大変
一旦手を離したら
再び繋ぐのに
それぞれのガラスメーカーによって違うけど
ガラスの分子が均一に手を繋げられる温度まで
全体を満遍なく温度を上げる
そして
温度を下げていく
きちんと温度をさげてあげないと
部分的に手が繋がっていて
部分的に手が離れた状態で冷めてしまう
この手が離れた状態の部分が
歪みっていって
いつか割れてしまうポイントになる
今日割れてしまうかもしれないし
一ヶ月先かもしれないし
一年先かもしれない
とにかく
そのガラスにすごく弱いポイントが出来てしまうのだ
わたしが扱うガラスは
膨張係数が高いので
小さなものなら
温度管理をシビアにしなくても
割れることは少ない(割れないわけではない
電気炉を使わなくても
炎の中で均一に熱が伝わるように作業して
徐冷材の中で
ゆっくり冷ませばいいのだけど
大きいのは
そうもいかない
いま
とっても作りたいのが
40ミリ程なので
どうにか電気炉を使いたい・・・
オムロンの温度調整機で
型番はE5CN
説明書をダウンロードしたら
344ページ+いっぱい色々
もうなんか・・・
すごくイヤっ(T_T)
ガラス会社の表示は
...ガラスが熱によって膨張する度合を表した数値。
数値が大きいほど膨張しやすくなります。
これらの温度はガラス粘度を測定する際、ある一定の粘性をもった時の温度で決定されます。
(2010年1月測定結果。以前の数値と一部異なりますが、ガラスの性質そのものには変わりはありません。)
徐冷点(430℃)~380℃までの温度帯は、特に歪が入りやすい温度です。
電気炉(キルン)をご利用の際は、430℃以上で徐冷した後、380℃までは特に急冷をせず、
50℃~100℃/hでゆっくり温度を下げることをおすすめします。
kinariのガラスロッドは膨張係数を合わせておりますので、基本的にA、B、Cシリーズは合わせて使用することができます。
もう手動でやってみようと思うの・・・