幸せってなんだっけ。
どんなだったっけ。
幸せだったこと。
家族に囲まれて楽しい時間を過ごしていたこと。
友達に囲まれて馬鹿やっていたこと。
大好きな彼女と過ごしたなんでもない時間。
今はどうだろう。
自分のご機嫌の取り方は覚えたけど、楽しい瞬間を作り出すことはできるけど、どれも違う。
悩んでいても、苦しい瞬間があっても、幸せは確実にあった。
片道1時間半もかけて毎週末行った彼女の家。
何をするでもない、ただ一緒に過ごした空間と時間。
大人になって、働くようになって、自由もあって、幸せもあった。
何不自由ない生活。好きな人がいて、満たされた生活。
今はどうだろう。
何もない。与えられた最低限の仕事をして、誰のためでも、自分のためですらない人生を生きているだけ。
またあの頃の楽しかった日々を思い出してる。
何年経とうが忘れられない、記憶から遠ざけることができない、今の自分にはあまりにも眩しくて、幸せで、満たされていた時間。
どうしてあのまま幸せにならなかったの。ならなかったの。なろうとしなかったの。
あの頃の自分が今の自分を見たらなんて言うんだろう。
きっと未来の自分だなんて信じてもらえない。
こんな未来が待ってるなんて思いもしなかったから。
人の痛みや苦しみは人一倍分かっていたはずなのに、寄り添ってあげられることが良さだったのに。
まるで真逆で、かつての自分が見たら到底受け入れることのできない人間。
もう自分の人生は生きられない。
どうか、これまでよくしてくれた全ての人が幸せでありますように。どうか幸せになりますように。
