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3月11日は東日本大震災から10年。

Mikaco TBICもその日は生徒たちがけがをしたり

校内がメチャクチャになったりしたのを今でもよく覚えています。

 

あれからたった10年の間に、様々なことが変わりながら

そして今渦で、変わったこと変わっていないこと

変わらなければいけないこと、変えてはいけないことを

いろいろと思いを巡らせる一日でした。

 

読み聞かせに選んだ本は

サンテグジュペリの『あのときの王子くん』でした。

 

当時の生徒たちも、子育てと勉強と仕事の両立に頑張っている人たちもいて

時間のやりくりに苦労をしていたり

眠れない日を過ごしてサロンやスクールにたどり着いた人もいて

私たちのようなタイプのスクールはやはりどこか

心のセイフティネットのような役割もあるのかもしれないのだと思います。

 

落ち込んでも鬱々しても心の状態がうまくいかなくても

日本ではカウンセリングが身近ではないので

心をケアすることの取り組みや環境づくりはまだまだこれからの課題です。

 

読み聞かせの効果について様々な論文がありますが
こどもだけではなく大人にも有用なのだと思います。

学術的効果を示唆するというより、私たちの学校の役割のひとつとして

心地よいものやことを提供することが原点としての自然療法で

誰かの声や本の中の物語に触れ心を揺らしたり

自分という人間とは違う誰かについて思いを巡らせたりしながら

とにかく、まずはゆっくり眠れたなら明日は少し元気かもしれないという

そんな気がしています。

 

読み聞かせ自体が上手なわけでも得意なわけでもないのだけど
よく生徒が私の声は眠くなるというので(ひどい(笑))

たき火の炎の揺らぎとオルゴールの音の

『大人の読み聞かせ』の配信をはじめました。

 

そうそう、『あのときの王子くん』は『星の王子さま』を朗読にしたもので

サンテグジュペリと言えばあの挿絵が素敵なので

それも紙芝居風にしてみました。

※パブリックドメインです

 

いま気が付いたけど、タイトルとサムネイルが今風にかぶっちゃうのか!!

日々勉強ですね☆

 

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