舞台案内
MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語~戦後67年を飛び越えて
(2009年度文化庁支援作品)
はじめに
今年で大東亜戦争終戦から67年、戦後日本は高度経済成長を成し遂げ平均的に見れば何不自由の無い豊かさを手に入れた国といえます
しかしながらたった67前の事実がどんどん風化され、今年の終戦記念日には民放での終戦特集は本当に小さな枠でした
世界で唯一の原爆被爆国である日本は世界で最も戦争を理解するべきでは無いであるべきであると私達は考えています
10代、20代の若者には「憲法第9条」を知らないばかりか日本がアメリカと戦争をしていた事を知らない若者までいる現状です
戦争体験者がどんどんこの世から去って行ってしまっています
日本の戦争というものを伝えるチャンスはこの10年に懸かっていると思っています
今あの悲惨な出来事、悲惨な特攻を後世に伝えなければ彼らの 死 は無駄死に
なってしまいます
この舞台は戦争末期に「特攻の母」と呼ばれた 鹿児島県知覧町の「鳥濱トメ」の半生を忠実に再現しています
物語に出てくる「手紙」は特攻隊員から家族に送られた全て本物の手紙です
私達はこの舞台を全ての年代の日本人の方に観て頂きたいと思っています
戦争体験者には戦争を振りかえってもらい
我々(40代、50代)には子供を特攻に出す気持ちで
20代、30代の方には自分の夫や恋人が特攻に行く、また自分が日本を家族を守る為に特攻する気持ちで
特に特攻隊員の中心だった16歳~23歳の若者には 今自分だったら?
を考えながら観て欲しいと思っています
時代と共に風化していってしまう出来事を決して忘れてはいけない、失わない為にも今を生きている私達で後世に残していける様な舞台にしていくつもりです
戦争を美化しようとか特攻が美談だと伝えたいのではありません
この様な事実がたった67年前にあった事を後世に残したい、1人でも多くの日本の方に知って頂きたいと思っているのです
鳥濱明久(トメの孫) コメントより抜粋
決して笑って行ったわけでは無い、一人一人に愛する人があって、それを守ろうとした特攻隊員の崇高な思い、そして、彼らを支え続け彼らの生きた証を語り続けた鳥濱トメの物語~中略~多くの人がこの真実を知り、感じて欲しい、若くして死ななければならなかった彼らにも、夢があったのです。
愛する人を守るという
今の私達に夢を描けないはずはありません。
Air studio Produce公演 「MOTHER 」製作委員会
昨年、埼玉県坂戸高校の生徒様約1000名の前で上演させて頂きそのアンケートから是非若者にも観て貰いたく思っています
あらすじ
大東亜戦争末期、戦況の悪化に伴い、日本軍は爆弾を抱えて体当たりをする「特別攻撃」を採用した
そんな中、特攻隊員達が、出撃直前に連日訪れる場所があった。
軍指定食堂の「富屋食堂」である
食堂の経営者である鳥濱トメ(大林素子)は、明るく気さくな人柄であった為、出撃して行く若き特攻隊員達の心の拠り所となっていた
隊員達は、トメに自分の母親の姿を重ねていたのである
彼らは、残されたわずかな時間を富屋食堂で過ごし、よく飲み、よく歌い、夜更けまで語り合った。
様々な思いを残して出撃して行く特攻隊員達。。。。。。
トメはただ彼らを見送る事しか出来なかった。。。。。
富屋食堂に集う「特攻隊員」と、彼らに母の様に慕われた「鳥濱トメ」の姿や心情を丁寧に描いています。
http://www.airstudio.jp/index_120920mother_tokyo.html
公演について
日程:9月20日(木曜日)~23日(日曜日)
場所:新国立劇場 小ホール
渋谷区本町1-1-1 03-5351-3011
京王新線 初台駅直結(注意;京王線は止まりません)
料金:前売¥5500(日時指定、全席指定) 当日¥5800(全席指定)
20(木) 14:00~ 18:30~
21(金) 14:00~ 18:30~
22(土) 14:00~ 18:30~
23(日) 12:00~ 16:00~
(公演のお問い合わせ)
株式会社エアースタジオ 03-6659-2830