ピアノを習い始めたのが3歳の頃、
講師としては20年以上関わって来たので、思い返すと、生きて来た時間と同じくらい「ピアノレッスン」という関わりと、一緒に過ごして来ました。

私のブログは、例えるならマルシェのように捉えて頂けたら嬉しいと思っています。

どの素材をお持ち頂くのかは、読んで頂く方次第。

どのように解釈(お料理)するかも、読んで頂く方次第。

そんな考えも有るのね…と思ってお読み頂けたらと思います。

今日は「信じる」をテーマに書いてみようかと思います。

【子どもを信じる、という関わり方】

幼児期のピアノの練習との向き合い方は
まだ集中が続かなかったり、
思うように指が動かなかったりするのが、とても自然な時期です。
ほとんどのご家庭に、当てはまるのではないかと思います。


「練習しないと弾けないよ」
「このままだとレッスンで困るよ」

と、先のことが心配になって、

ついつい声をかけてしまう事が有るのは、どこのご家庭でも有られる事かと思います。


(私もよく、同じように子供への声がけをしていた記憶があります☺️)



それは、

お子さんを大切に思っているからこそ生まれる言葉。決して、間違いではなく、

愛から始まっている言葉と思います。


ただ、少しだけ視点を変えてみてほしいのです。


まだ起きていない未来を先に伝えられると、
子どもは
「今の自分は、足りていないんだ」
と感じてしまう事があります。

私が20年間ピアノ教室で沢山の子どもたちと、関わらせて頂いた中で、

教室に来るのが辛くなってしまった子の多くは


練習を、したかしなかったかという事より、
間違えることへの怖さを抱えていました。
(その子、その子の質が有りますので、一概に全ての場合を指している訳ではありません)

そこで大切にしたいのが、助けになるのが、


観察的視点だと、私は思っています。

発達心理学では、評価や指示を急がず

今の状態をそのまま受け取る関わり方を
「観察的視点」と呼ぶことがあります。

観察するとは、
上手・下手、できる・できないで判断する前に、
「今、どんな様子かな?」と、

そのままを見てあげる事。



たとえば、
「今日はここがちょっと難しそうだね」
「今は、ここで止まっているんだね」

お家では、それだけで大丈夫です。
直さなくても、急がせなくても、
子どもはちゃんと感じ取っています。

お子様は、
信じて見てもらえた方向へ伸びていきます🌱

“信じる”とは、

すぐに弾けるようになることを期待することではなく、今の姿を、そのまま受け取ること。



レッスンのシーンでは、

「できる・できない」を計るのではなく、

安心して挑戦できる時間で在りたいのです。



「もっと自在に弾けるようになりたい!」

そんな火種が、心に小さく灯った時

挑戦の“質”が上がる事を「練習」と呼ぶのかなと

私は考えています🌱

幼少期はそのような心持ちで…



そんな1つの視点も、いかがでしょう✨


お読み頂きありがとうございます♪