海で溺れた杏を抱えて病院に行きました。
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長文な上、楽しい記事ではありません。
6年7ヶ月と22日の短い犬生だった杏
杏の介護生活40日の始まりの日を書くことにしました。
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お友達から海に遊びに行こうと誘われ
よく行くいつもの海へ行きました。
この日も躊躇なく水に入り、ボールを追いかけて遊んでました。
遊び出して10分程たった時突然･･･
あたしの腰より少し高いくらいの場所に軽く投げたボールを取りに行った杏
帰って来てた杏の体は見えてるのに頭が見えない。
ボールを水中に落として探しとんかな･･･
いや違う
溺れてる。
無我夢中で服を着たまま水中に入り
杏の所へ。
顔を上げさせて浅い所へ行きました。
痙攣が起き、チアノーゼが出てました。
なんで溺れたん？
何かに刺されたんか噛まれたんかしたん？
意識が朦朧としていたので声かけて、身体をさすってました。
最期は家族みんなで看取る事が出来たこと
車まで少し距離がありあたしとあられママの２人で運んでたらあたし達を見つけてすぐに
大丈夫ですか･･･と心配してくれてた女性が手伝ってくれました。
お礼だけを言い病院へと車を出しました。
とは言っても去年の9月23日は秋分の日で祝日
かかりつけ医も電話に出ない。
あたしは車を運転し、
あられママにあらゆる動物病院に電話をしてもらい
やっと見てもらえた〇〇病院
パパちゃんにも電話してたので病院に来てくれました。
この時は意識は戻ってましたが呼吸がおかしい
でもこの獣医さんは『まぁ海水をたくさん飲んだからそれが排出されたら大丈夫でしょう、抗生剤打っときますねと』
めちゃくちゃ感じが悪かったし、診察も納得のいくものではなかったが
藁にもすがる思いで行った病院。
自宅に帰りこの日全て後悔でいっぱい
杏･･･しんどくて、苦しい思いさせてしもたね。ごめんね。
パパちゃん･･･うちらの大事な杏を事故に合わせてしもてごめん。
夕方になり、やっぱり呼吸がおかしい
って事で初めての夜間救急へ。
予め来院前に電話をして症状を伝えていました。
着いて早々にレントゲンを撮ってもらい、酸素室に入れてもらいました。
肺の中いっぱいに海水が溜まってる『肺水腫』と診断されました。
救急で行っているので入院が出来ない決まりだそうで、診察時間ぎりぎりまで見て頂きました。
本当に良くしてもらい、次の日が木曜日だったのでかかりつけ医が休診日だったので
明日も引き続き見て欲しいとお願いして12時過ぎに家に帰りました。
この時はただただ溺れたとしか思ってませんでした。
免疫介在性溶血性貧血の初めての発作(貧血)がたまたま遊んでた海の中で起こったのです。
ドッグドックを受けて１年経った頃だったので
そろそろ受けんとねーと思ってた矢先の事でした。
小心者のあたしは、この事を家族と数人の友達にしか言えず
闘病日記も書けず、亡くなったと言うブログを葬儀後に書くことしか出来ませんでした。
突然の訃報にみんなびっくりされたかと思います。
本当にごめんなさいね。
あの時は何に関しても余裕がありませんでした。
今なら話せる気がして、１年経った今日書いてみました。
ご飯食べなくなったり、薬飲んでくれなかったり、体が重かったりと大変でしたが
最期は家族みんなで看取る事が出来たこと
これだけは本当に幸いでした。
命あるものは誰もが避けることが出来ないいつかは来る別れがあります。そして犬の寿命は人間と比べると確実に短いです。
また、犬は飼い主を選べません。
また、犬は飼い主を選べません。
限られた時間、犬にとっても家族にとっても
楽しかった！幸せだった！
そして
最期までありがとう
とお互い思えるような関係を作りたいと。
当たり前の事だけど、改めてそう強く思いました。
