まさかこの日記を再開するなんて思ってもみなかった。


彼が東京へ行ってから、ずっとお休みしてた。


日記を書くと、寂しさやむなしさが募るだけ。仕事もずっと忙しかったし。そんなことを理由に辞めていた。


お休みしている間にいろんなことがあった気がする。環境がいろいろと変わっていった。


新しい彼ができた。そのこともいろんなことのうちのひとつ。


ひとつ年上の彼はとても誠実な人。私にはもったいないくらいに。


私のことをすごく愛してくれているとひしひしと感じる。


その人の前では素直な自分になれる。ありのままの私でいられる。大切な存在。


だけど、気になることがひとつだけある。


転勤になっていたSがこっちへ帰ってくるんだ。来週に。


ちゃんと新しい恋の報告ができるだろうか。今の彼を裏切ることはできないんだから。


きちんとけじめをつけなきゃいけない。


そう思っていた。



おとといの金曜日。会社の仲間達とうちで集まって飲み会をしていた。


そのとき、非通知の着信が。


「もしもし?」


「もしもし。」


一瞬でわかってしまった。Sの声。


実はこの日引っ越しの手配を終え、そのまま大阪へ戻ってきていたらしい。


「一人なら会いにいこうと思ったんだけど…。みんながいるなら今日はやめとくよ。」


正直に言って、ココロが揺れた。とても会いたかったけど、かえってみんながいてよかったんだと思う。


だって、そのまま会ってしまっていたら…。



今日、ベッドに入って電気を消してみても一向に眠れないのは、この出来事があったかもしれない。


はたまた久しぶりに本棚から引っ張り出して読んだ「銀座小悪魔日記」のせいなのかもしれない。


それとも、大好きな彼氏から入ってくる優しいメールのせいなのか。。。


Sに会いたい気持ちと、会ってしまうと流されてしまう自分への恐怖と、彼氏のことを裏切ることはできないという思いとが入り乱れて、ずっとずっと考えていた。


次にSから連絡があったとき、はたして私はどんな結論を出しているんだろう?

今からデートだぁ♪
(´∀`)♪

仕事で、賞をもらった。

これは、私だけの力でなくて周りの人たちのたくさんの助けが合ったから。

本当に皆様ありがとう。


感謝の気持ちを込めて、後輩達とご飯に行った。

部署の中でも担当があって、3人1チームで動いている。その3人で。


最近は異動の発表があって(たとえばSのこととか)、会社の中の空気が悪くなっていた。

会議でもリーダー達が集まって、部署や会社の課題について話し合い。

行き先に不安を覚えるばかり、、、という悪循環。

後輩に暗い顔を見せている場合じゃないと、無理やりテンションを上げていた。


この後輩2人は私にとって欠かせない存在。

Rは私が一番苦しい時期に入ってきた女の子。

一緒になって怒られ、怒鳴られ、全力で走ってくれた。

Mは入ってまだ半年の、5つも年下の女の子。

いまどきの若い子らしく、なかなか読めないところも多いけど、本人なりの精一杯で仕事に取り組んでいる。


お店に行き、乾杯。

各自好きなお酒やご飯をいただきながらの本音トーク。

やっぱり話題は仕事の話。

会社の問題や取り組むべき課題についてたくさんたくさん話した。

だんだんみんながヒートアップしてきて、テンションはかなりハイに。

昼間の会議の悩みなんて、吹っ飛んでしまった。

やっぱりいいチームだ。心からそう思った。

「よし!やるぞー!!」


帰りの電車の中、Rからメールがきた。

『今日はご馳走様でした。

 楽しいお酒を呑ませてもらったうえにご馳走までしてもらって、

 本当にありがとうございました。』

『いえいえ。こちらこそ付き合ってくれてありがとう。

 前向きなメンバーがそろってて、よかった!』

『うちのチームに明るい未来が見えるのは、

 上にいるmiiさんがそうだからですよ!』


感動。感謝。本当にありがとう。


暗い気分はどこへやら、そうとうなグッドテンションで家路についた。