京都にある あつらえ草履「ない藤」さん  | 青が争う、静かな日々

ない藤さんから、店舗改築を終えられたとはがきがきました。

あー、何年お伺いしていないことか。。


祇園を少し下がったところにある建物で、

古めかしいかんじがとても好きでした。

どんな感じに改築をされたのか、また京都に行ったときに

寄ってみたいとおもいます。

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宣伝などは大きくされていませんのが、

着物の世界にどっぷりつかりますと、

この「ない藤」という名は、そこここで聞くこととなります。


洋服の勉強をしていたので、2年間は着物を封印。



ということで、、、はがきを見て

おなじ種類のものの写真が目に飛び込んできましたので、


久しぶりに、草履をさわってみました。

白い蝋引きの草履。


オールマイティーで、普段にも、訪問着にもいいと

いうことで決めたものです。

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ない藤さんといえば、赤い鼻緒。

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洋服でも、そうですが、

おしゃれは雨の日からということで、

雨草履をつくっていただきました。


以前持っていたものは、3回はいただけで歯がおれ、

慎重に選んだことを思い出しました。
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カバーも、選びに選びこちらにしましたが、

白いもようは手書きです。

手がき、、、こういうのが味があって嬉しくなります。。

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最高のお出かけように、畳のものを。

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一番の正装が畳だなんて、知りませんでした。。。


もちろん、赤い鼻緒で。

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こんなに細かい畳地。

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足のサイズを測ってから、

すべてが手作業です。


私の足の形で、計算をしてつくっていただくのですが、

2か月くらいかかったと思います。


着物の世界は、

「待つ」のが前提です。


待つことができるのも、

大人の大切な感性のようで、

とても勉強になりました。


しかし、、

たまたま観たテレビで、マリエちゃんが、

待たされることについてのコメントで、


「待つところに行かないから、分からない」


と、おっしゃっていて、


確かに、よっぽどのことがないと

わざわざ並んでまではいかないかも、、と思いました。


時間を外したり、ブームが去ったりするまで、待つことは

あると思いますけれど。



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その後、ない藤さんに伺いました。


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